ハリネズミ

「ハリネズミが死んでしまった…火葬したいけど、どこに頼めばいいんだろう?」
「死んだハリネズミを火葬したいけど、骨は残るのかな?」

大好きなハリネズミが亡くなってしまい、お辛いことと思います。
みんなのペット葬儀屋さんの宮川と申します。

近年ペットとして人気のハリネズミですが、その寿命は5~10年と言われています。
最初は針を出して触らせてくれなくても、慣れてくると手の上で眠ってしまうほどなついてくれて、かけがえのない存在になりますよね。

そんな家族の一員でもあるハリネズミを亡くされて、「きちんと見送りたい」と考えている方も多いと思います。

そもそも「ハリネズミは火葬できるの?」「骨は残るの?」と心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ハリネズミやウサギ、モルモットなど小さな動物でも火葬はできますし、骨もきちんと残りますのでご安心くださいね。

ただ特徴的な背中の針は、体毛が変化したものですから残らないことがほとんどです。
もし「この子が生きたあかしとして、針も残しておきたい…」という方は、遺毛として火葬前に数本とっておくといいでしょう。

この記事ではハリネズミの火葬について次の3点を見ていきます。

  • ハリネズミの火葬前に行うこと
  • 火葬の種類と特徴、火葬業者の選び方
  • 火葬後の供養について

この記事を読んで、後悔なく大切なハリネズミを見送れますように。

もし「今すぐ火葬について相談したい」という方がいらっしゃいましたら、私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談いただければと思います。

お電話は無料となっておりますので、お気軽にお尋ねくださいね。

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ハリネズミが亡くなったら:すぐ安置を行う

ハリネズミ

「火葬はしてあげたいけど、まず何からすればいいの?」
突然ハリネズミが亡くなって、心の準備も火葬の準備もできていないことが多いと思います。

火葬前まで時間や日にちが空いてしまう場合、まずはご遺体の安置を行いましょう。

人間と同様にご遺体を冷やして安置することで腐敗を遅らせることができます。
お辛いとは思いますが、なるべく腐敗が進まないうちに、亡くなってすぐ行うようにしましょう。

安置に必要なもの5つ

安置の流れ

  1. 箱にタオルや新聞紙を敷きます。
  2. 箱にご遺体を入れます。
  3. 少し水で濡らしたガーゼで体をきれいに拭きます。
  4. 体に保冷剤を当てて冷やします。
  5. 涼しい場所に置き、近くにお気に入りのおもちゃやおやつをお供えしましょう。

保冷剤を当てるときは、水分が体につかないように、ガーゼやハンカチなどで包むようにしましょう。

また、もし衛生面や心情面で抵抗がなければ、冷蔵庫で安置することもできます。
その際は体液がしみないように、プラスチック容器などに入れて保管するようにしましょうね。

安置のポイント2つ:冷やす・湿気を防ぐ

亡くなったハリネズミをきれいなまま安置するためのポイントは次の2つあります。

安置はとにかくしっかり冷やすことが大切です。
どうしても、時間の経過とともに腐敗臭がしてきてしまいます。
少しでも防ぐために、保冷剤や氷のうはこまめに交換しましょう。

また、濡らさず湿気を防ぐことも大切です。
なるべく直射日光が当たらず、クーラーの風が届く涼しいところで安置してあげましょう。
湿度が高くなる夏場はとくに気をつけてくださいね。

他にも、目や口、肛門などから体液や排泄物が出てくることがあります。
都度きちんと処理をして、ご遺体をきれいな状態のまま保つよう心がけましょう。


ただ、しっかり安置をしたとしても、夏場は1~2日、冬場は2~3日が限度です。
腐敗がすすまないうちに、早めに火葬について調べたり、どこに依頼するかも決めておきましょうね。

次で詳しく見ていきますが、ペットの火葬や供養に正解はありません
そのため飼い主さまの気持ちやお考えが大切になってきます。

業者によって火葬プランもさまざまありますので、「どんなかたちで見送りたいか」を考えながら選ぶようにしましょうね。

ハリネズミの火葬の種類と特徴

ろうそく

ハリネズミに限らず、ペット火葬は大きく分けて次の3つに分かれます。

それぞれ料金や流れ、飼い主さまができることが異なりますので、それぞれ詳しく見ていきますね。

合同火葬:他のペットも一緒に火葬・供養

合同火葬とは、他のペットと一緒に火葬し、合同で供養することをいいます。

他の火葬方法より費用が抑えられ、火葬や供養まで業者側が行ってくれるため、普段時間がとれない方や費用を抑えたい方におすすめです。

ただ合同での火葬になるため、ご遺骨は返ってきません
供養も霊園や寺院などに合同で行われるため、お参りをするかご自宅で写真を飾って弔うかたちになります。

合同火葬の流れ
  1. 火葬業者にご遺体をの引き渡し
  2. 他のペットと一緒に火葬
  3. 合同で供養
飼い主さまができること
  • 立会い:×
  • お骨上げ:×
  • 返骨:×

※合同火葬の場合、お骨上げなどはすべて業者側が行います。

合同火葬にかかる時間
30分〜

※ペットの重さにより変動する場合がございます。

合同火葬にかかる料金
9,900円(税込)〜

※みんなのペット葬儀屋さんの場合。体重によって変動するため、訪問時に体重を測らせていただくことがございます。
※お住まいの地域によって、別途交通費をいただく場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。

基本的に、合同火葬の場合、飼い主さまはご遺体を引き渡して終了になります。

火葬の場に立ち会ったり、お骨上げや返骨もできませんので、もし「遺骨を返してほしい…」という場合は、個別火葬の「一任火葬」や「立会い火葬」がおすすめです。

一任火葬:お骨上げなどすべてスタッフにおまかせ

一任火葬とは、お骨上げなど、一連の火葬をすべてスタッフにおまかせして行うことをいいます。
上でご紹介した合同火葬とは違い、個別での火葬になるため、「遺骨を返してほしい」という方に向いています。
ただ火葬に立ち会ったり、お骨上げはできませんので注意が必要です。

一任火葬の流れ
  1. 火葬業者にご遺体をの引き渡し
  2. 個別に火葬(立会い・お骨上げはできない)
  3. 骨壷などに納めて返骨
飼い主さまができること
  • 立会い:×
  • お骨上げ:×
  • 返骨:○

※一任火葬の場合、お骨上げは業者側が行います。

一任火葬にかかる時間
50分〜

※ペットの重さにより変動する場合がございます。

一任火葬にかかる料金
15,400円(税込)〜

※みんなのペット葬儀屋さんの場合。体重によって変動するため、訪問時に体重を測らせていただくことがございます。
※お住まいの地域によって、別途交通費をいただく場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。

合同火葬より費用はかかりますが、返骨があるのが大きなポイントです。

また、「お骨上げは悲しくてできないから、スタッフにおまかせしたい」という方にも向いています。

ただ「長年一緒だったハリネズミを最後まで見届けたい」という場合は、火葬に立ち会える「立会い火葬」をおすすめいたします。

立会い火葬:火葬に立ち会ってお別れを言える

立会い火葬とは、飼い主さまが火葬に立会い、お骨上げなども行うことをいいます。
「人間と同じように見送りたい」「最後にきちんとお別れを言いたい」という方に向いています。

立会い火葬の流れ
  1. 火葬業者にご遺体をの引き渡し
  2. 個別に火葬(立会い・お骨上げができる)
  3. 骨壷などに納めて返骨
飼い主さまができること
  • 立会い:○
  • お骨上げ:○
  • 返骨:○

※立会い火葬の場合、お骨上げも飼い主さまが行えます。

立会い火葬にかかる時間
60分〜

※ペットの重さにより変動する場合がございます。

立会い火葬にかかる料金
18,700円(税込)〜

※みんなのペット葬儀屋さんの場合。体重によって変動するため、訪問時に体重を測らせていただくことがございます。
※お住まいの地域によって、別途交通費をいただく場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。

お別れは悲しいことですが、「この子を最後まで届けてよかった」というお声もいただきますので、ご予算に余裕があればぜひ検討してみはいかがでしょうか。


ここまで、ハリネズミを火葬する際のプランをご説明してきました。

「どれにしようか迷っている…」という方へ、火葬プランの選び方をまとめましたので、参考にしてみてください。

  • なるべく費用を抑えたい
    合同供養(返骨・お骨上げ・立会いはできない)
  • 個別での火葬をしたいけど、葬儀はスタッフに任せたい
    一任火葬(返骨はあり)
  • 最後までしっかり見送りたい
    立会い火葬(返骨・お骨上げ・立会いができる)

また「直接火葬のプランや料金について相談したい」という方は、ぜひ私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談いただければと思います。
お電話でのご相談は7:00〜22:00まで受け付けております。
ペット火葬のことでお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。

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ペット火葬業者選びのポイント

喪服を着た女性

どの火葬プランにするか決まったら、どこに依頼するかも考えてみましょう。

ここではペット火葬を行っている主な業者、「自治体」「ペット霊園」「訪問火葬業者」の3つをご紹介いたします。

業者によっては、個別火葬に対応していないところもあるため、しっかり確認していきましょう。

費用重視なら:自治体

お住まいの地域によっては、市や町がペット火葬を行っているところがあります。
基本的には「合同供養」のみで、他のご家庭で飼われていたペットや、路上で亡くなった動物なども一緒に火葬されることがあります。

そのため返骨やお骨上げ、立会いは対応していないことがほとんどです。

また、火葬場までご自分でご遺体を運ばなければならないことが多く、交通手段が限られている方は注意が必要です。

公営のため費用は安く抑えられますが、「火葬のあと自宅で供養したい」「お墓に入れてあげたい」という方は、返骨があるペット霊園訪問火葬業者を利用しましょう。

自治体によっては、ペット火葬自体を行っていないところもあるため、事前にホームページなどで確認しておきましょうね。

火葬から供養まで行うなら:ペット霊園

ペット霊園とは、ペット専用の霊園のことで、火葬炉、お墓、納骨堂などが揃っています。
「合同火葬」「一任火葬」「立会い火葬」のすべてに対応しているところが多いですが、霊園によってさまざまですので、確認しておきましょう。

火葬から埋葬・供養まで一括で行うことができるため、火葬したあと「遺骨をお墓に埋葬したい」「納骨堂にあずけたい」という方に向いています。
他にも、定期的に法要や供養大祭を行っている霊園もあるため、頻繁にお参りしようと考えている方にもおすすめです。

ただ火葬の時間があらかじめ決められていることが多く、霊園までの交通手段がなかったり、ご自宅から遠いところにある場合など不便に感じることもあります。
火葬したあとご自宅での供養を考えている場合、何度も往復することになるかもしれません。

事前にご自宅と霊園との距離やアクセス、火葬のスケジュールなどを調べるようにしましょう。

時間や場所の自由度で選ぶなら:訪問火葬業者

訪問式のペット火葬業者のことで、車にペット用の火葬炉を載せており、ご自宅までご訪問しご自宅の近くで火葬を行っています。
ちなみに、私たちみんなのペット葬儀屋さんもこのかたちです。

ご自宅までうかがうため、「ペット霊園までの交通手段がない」「腐敗がひどくて今すぐ来てほしい」「思い出がたくさんある自宅近くで火葬したい」という方に向いています。

ただ住宅街にお住まいの方ですと、ご近所の目が気になってしまう方も中にはいらっしゃいます。

みんなのペット葬儀屋さんの火葬車は、シンプルなバンを使用しており、社名のプリントなどしておりません。
そのため、まわりの目を気にせず最後のお別れをしていただけますので、ご安心くださいね。

ニオイや煙も出にくい構造になっておりますので、ご安心いただければと思います。

それでもどうしても気になる方へは、ご自宅から少し離れたところでの火葬もできますので、お気軽にご相談いただければと思います。

ご近所の目を気にすることなく、大切なハリネズミと最後のお別れができるよう、誠心誠意お手伝いいたします。
火葬や葬儀、安置のことなど、ご不安な点がありましたらぜひお尋ねくださいね。

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いかがでしょうか。
どこに火葬を依頼するか、だいたいの見当はつきましたでしょうか。

「仕事も忙しくて、自分だけだと供養までできないかも…」
「もっと火葬業者について知りたい」

という方は、私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談くださいね。
ご希望の時間にうかがい、大切な家族のハリネズミを真心を込めて葬儀いたします。

より詳しくペット火葬車について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

▶ペット火葬車って?知っておきたいトラブル事例と失敗しない火葬業者の選び方

火葬が終わったら:ご遺骨の供養を考える

線香

無事火葬も終えたら、ご遺骨の供養についても考えてみましょう。

ペット火葬と同様に、ペット供養も正解はありません。
ですが、他の人はどのように供養しているのか気になりますよね。

一般的なペット供養は大きく分けて4種類あります。

  • 手元供養(自宅供養)
  • お墓に埋葬する
  • 納骨堂に納める
  • 散骨・埋骨する

それぞれ見ていきますね。

手元供養(自宅供養)

自宅などで、飼い主さまのお手元で供養することをいいます。
「これからもずっと一緒にいたい」「毎日手を合わせたい」という方に向いています。

他にも、お墓の用意などは必要ないため、「費用を抑えたい」という方にもおすすめです。

中には、ペット用のお仏壇を用意したり、ご遺骨の一部をキーホルダーなどに入れて持ち歩く方もいらっしゃいます。

ただご遺骨は湿気に弱いため、1週間に1度は骨壷のフタを開けて換気するようにしましょう。

費用はかかりませんが、定期的な管理が必要になりますので、そこも考慮して選びましょうね。

お墓に埋葬する

ペット霊園などのお墓に埋葬することもできます。
「お墓に入れて、気持ちにも一区切りつけたい」「人間と同じようにお墓に入れて供養したい」という方におすすめです。

一般的にペットのお墓には、「共同墓地」「個別墓地」の2種類があります。

共同墓地は、他のペットと一緒に埋葬されます。霊園のスタッフが管理してくれているところが多いため、普段中々お参りできない方に向いています。

個別墓地は、個別で墓地や墓石を用意して埋葬します。共同墓地より費用はかかりますが、「より人間と同じように供養したい」「お盆やお彼岸にはお参りする予定」という方におすすめです。

霊園によって、お墓の管理や墓地についてもさまざまですので、しっかり事前に調べておきましょう。

納骨堂に納める

同じくペット霊園などにある納骨堂に納めることもできます。

「お墓に入れるか、手元に置くか迷っている」「忙しくて管理できないから、一時的に預かってほしい」という方に向いています。

納骨堂は棚やロッカーのように、スペースが区切られており、そこに写真やお線香、おやつ、おもちゃなどをお供えできます。

納骨堂に納められるのはあくまでも一時的のため、その間にどのように供養するか考えてみましょう。

散骨・埋骨をする

海へご遺骨を撒く海洋葬空から海へ撒く空中葬、プランターに埋骨するプランター葬という方法もあります。

「自然の中で供養したい」「自然に還すことで、気持ちに一区切りつけたい」という方に向いています。

中でも、ハリネズミなど小さな動物を供養する際は、プランター葬を選ばれる方が多いです。
他にも、自宅にお庭などの私有地があれば、そこに埋骨することもできます。

お庭への埋骨やプランター葬は手軽にできる反面、引っ越しや土地を手放す際は注意が必要です。
土壌にもよりますが、ご遺骨が土に還るまでは数年〜数十年とかかるため、長い間管理しなければなりません。

他にも、海洋葬・空中葬をする場合は、ご遺骨を粉骨(パウダー状にすること)する必要があります。
火葬業者によっては、火葬後に粉骨してくれるところもありますので、事前に確認しておきましょう。


合同火葬を行った方は、供養先を火葬業者などに確認してお参りすることもできます。
ご遺骨が手元になくても自宅で写真とお花やお線香、おもちゃなどをお供えして供養することもできますので、ご安心くださいね。

ペット火葬・ペット供養に厳しいルールはありませんので、飼い主さまが1番ハリネズミを思いやすいかたちで供養するようにしましょう。

供養についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

▶ペットの供養方法は4つ。特徴や選び方、おすすめ供養グッズを紹介

まとめ

ハリネズミ

いかがでしょうか。
大切なハリネズミを心を込めて送り出せそうでしょうか。

この記事のポイントをまとめると、次の4つになります。

  • ハリネズミが亡くなったら、すぐ冷やして安置をする。
  • 火葬は、合同火葬・一任火葬・立会い火葬の3種類ある。
  • 時間帯や場所の自由度が高いのは、訪問火葬業者。
  • 自分のスケジュールに合わせて、後悔のない火葬・供養をする。

もし火葬についてご不明な点や気になる点などありましたら、私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談ください。

飼い主さまのご要望やお気持ちを汲み、真心を込めてお見送りのお手伝いをいたします。

他にも、「安置について聞きたい」「時間や火葬場所について確認したい」という方も、お気軽にお尋ねくださいね。

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この記事を読んで、大切なハリネズミと後悔のないお別れができますように。