「ペットが亡くなった…。火葬をペット火葬車に頼もうと思うけど、実際どうなんだろう?」
「煙が出るからご近所に迷惑になりそう…。トラブルとかあったりするの?」
大切なペットを亡くしてしまい、悲しみながらも「最期まできちんとこの子を見送ってあげたい」とペット火葬についてお調べの方が多いのではないでしょうか。
そんな中、「ペット 火葬」で検索すると、ペット霊園やお住まいの自治体、ペット火葬車の業者のホームページがヒットし、どこに頼めばよいのか悩んでしまっている方が多いのではと思います。
「そもそもペット火葬車って何?」「ペット霊園とは何が違うの?」と具体的にどんな流れで火葬してもらえるのか、他のところと違いはあるのか、プランや費用について気になりますよね。
ペット火葬車はペット用の火葬炉を載せた訪問火葬用の車のことで、私たちみんなのペット葬儀屋さんも実際にご自宅までご訪問し、ご遺体をお預かりして火葬・供養しております。
ここではそんな気になるペット火葬車について、次の4つをペット火葬専門家目線で詳しくお伝えしていきます。
- ペット火葬車について
- ペット霊園、自治体との違い
- 知っておきたいペット火葬車トラブル
- ペット火葬車選びのポイント
この記事を読んで、ペット火葬車について疑問がなくなり、安心してトラブルなく大切なペットを見送れますように。
それではまいります。
ペット火葬車の疑問にプロがお答え
「ペット火葬車って一体なに?」
「ペット火葬車で火葬をするとき、流れや費用は?」
「ペット霊園や自治体との違いってあるの?」
と色々気になっている方へ向けて、ここではペット火葬車にまつわる次の5つを見ていきます。
※クリックするとそれぞれの見出しにジャンプできます。
ペット火葬車について知らないまま依頼してしまうと、トラブルの原因にもなってしまいます。
これを読んで納得してから依頼するようにしましょうね。
そもそもペット火葬車とは
そもそもペット火葬車とは、ペット用の火葬炉を載せた車のことをいいます。
ペット火葬車を使っているのは、基本的に飼い主さまのご自宅までご訪問して火葬する移動式の業者が多いです。
「思い出のある家の近くで火葬してあげたい…」
「霊園までの交通手段がない…」
「家族が集まる時間が限られている…」
など、さまざまな理由からペット火葬車の業者に依頼する方がいらっしゃいます。
どんな見た目の車?
バン(貨物用自動車)など、ワゴンタイプの車が多いです。
地域によって、条例により軽トラック(軽自動車)に火葬装置を載せることができないため、バンなどの貨物用自動車の使用が多くなっています。
車体に「〇〇火葬社」などのプリントはされていないことが多いので、ご近所の目が気になる方でも安心してくださいね。
念の為、依頼する前にどのような車体なのかホームページを確認しておくとよいでしょう。
煙は気にならない?
火葬車の見た目以外に、煙が気になる方も多いと思います。
ご近所に火葬中の煙が流れてしまうと、トラブルになってしまうのでは?と不安になってしまいますよね。
ただほとんどのペット火葬車は煙が出にくい火葬炉を使用しています。
というのも、ダイオキシン類対策特別措置法、悪臭防止法、大気汚染防止法などの法律により、煙やニオイ、有害ガスが出ないよう求められているためです。
また自治体によってはさらに厳しく定めているところもあり、ペット火葬車はこのような条件をしっかりクリアしなければなりません。
私たちみんなのペット葬儀屋さんでも、煙が出にくい装置や温度・酸素調整はもちろんのこと、住宅街にお住まいでどうしても気になる…という方へ、ご自宅から少し離れたところでの火葬も行っております。
ペットにも飼い主さまにも安心していただける葬儀を行いますので、気になる点がございましたらお気軽にご相談くださいね。
ペット火葬車の料金
ペット火葬車の業者によってさまざまですが、葬儀のプランによって料金が分かれることが多いです。
ここでは、私たちみんなのペット葬儀屋さんの葬儀プランを例にご説明します。
- 合同供養:9,900円(税込)〜
- 一任火葬:15,400円(税込)〜
- 立会い火葬:18,700円(税込)〜
※みんなのペット葬儀屋さんの場合。体重によって変動するため、訪問時に体重を測らせていただくことがございます。
※体調・体高が著しく大きな場合はご対応できない場合がございます。
※地域によって、別途交通費を頂戴する場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。
合同供養が最も安く、ついで一任火葬、立会い火葬という順番です。
合同供養は他のペットと一緒に火葬・供養するため、比較的安く葬儀を行えます。
ただ合同で火葬・供養するため、それぞれのペットのご遺骨の返却はありません。
一任火葬は合同火葬よりお金はかかりますが、スタッフが個別に火葬するため、ご遺骨は返却いたします。
立会い火葬は家族が火葬に立ち会い、お骨上げもご自身で行う葬儀です。
料金は高くなりますが、人間と同じように火葬してあげたい方に人気です。
合同供養、一任火葬、立会い火葬の詳しい内容は次の見出しでご説明しますね。
料金はペットの種類や体重によって変動するため、みんなのペット葬儀屋さんでは、訪問時に体重を測らせていただくことがございます。
また地域によっては、別途交通費を頂戴していたり、ご依頼の時間帯によって、夜間料金・深夜料金を頂戴しております。
みんなのペット葬儀屋さんに限らず、時間や地域によって料金がプラスされることがあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
ペット火葬車の3つの葬儀プラン
人間と同様に、ペットの葬儀にもいくつかプランがあり、プランごとに料金や流れが異なります。
上でもご説明したように、葬儀プランは次の3つがあります。
- 合同供養
- 一任火葬
- 立会い火葬
それぞれ見ていきますね。
合同供養とは
他のペットも一緒に火葬し、その後ペット霊園や寺院などに合同で供養します。
比較的安価で執り行うことができ、ご遺体をペット火葬車に預けるだけで済むため、普段忙しく時間を取れない方に向いているプランになっています。
合同供養の流れ |
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かかる時間 |
30分〜
※ペットの重さにより変動する場合がございます。 |
他のペットと合同で火葬・供養するため、返骨はありませんが、火葬後はご自宅で写真と一緒におやつやおもちゃをお供えし、ペットを思うことで供養できます。
定期的にお線香をあげて、弔うようにしましょう。
一任火葬とは
個別に火葬車にて火葬をしスタッフがお骨上げ、ご返骨をいたします。
「忙しいので葬儀はすべて任せたいけど、返骨はしてもらいたい」という方に向いているプランです。
返骨をご希望の方は、こちらの一任火葬か立会い火葬を選ぶようにしましょう。
一任火葬の流れ |
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かかる時間 |
50分〜
※ペットの重さにより変動する場合がございます。 |
一任火葬のあとは、
- ご自宅で手元供養
- 納骨堂・お墓に納骨
- お庭に埋葬(私有地のみ)
などをして、ペットを思い供養しましょう。
詳しい供養については、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
立会い火葬とは
ご家族さまが火葬に立会い、ご自身でお骨上げをします。
個別での火葬になるため、比較的費用と時間はかかりますが、「人間と同じように葬儀を行いたい」「最期に家族みんなで感謝を伝えたい」という方に向いているプランです。
立会い火葬の流れ |
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かかる時間 |
1時間〜
※ペットの重さにより変動する場合がございます。 |
立会い火葬のあとは、一任火葬と同様に、手元供養やお墓に納骨するなどして供養しましょうね。
【他の業者と比較】火葬車のメリット・デメリット
ペットの火葬・葬儀を行っているところとして、ペット火葬車の他にペット霊園や自治体があげられます。
具体的にどこが違うのか気になっている方が多いと思いますので、比較しながら見ていきましょう。
ペット火葬車のメリット
- 時間や場所にとらわれず、ご希望の葬儀を行える。
ペット霊園・自治体だと、火葬時間や場所があらかじめ決められているため、仕事で忙しい方や交通手段がない方だと不便に感じることも…。
ペット火葬車は時間・場所の縛りがないため、家族みんなで火葬に立会いやすいです。
- 一人ひとりの飼い主さまの希望に合った葬儀が行える。
どんな葬儀を行いたいかは飼い主さま一人ひとり異なります。
ペット火葬車は合同・個別の火葬どちらも対応しているため、ご希望に添った葬儀を行うことができます。
ペット火葬車のデメリット
- 費用が高くなることもある。
自治体の火葬と比べると高額になることも…。あらかじめ予算を決めてプランを選ぶことをオススメします。
- ペットの大きさ・重さによっては火葬できない場合がある。
ペット火葬車はサイズや重さの制限を設けていることが多いです。
大型犬など大きいペットの火葬を依頼する際は、対応しているかどうかホームページで確認しておきましょう。
いかがでしょうか。
ペット火葬車について、疑問は晴れましたでしょうか?
ペット火葬車やペットの葬儀についてまとめると次のようになります。
- ペット火葬車は車内に火葬炉を載せているため、時間や場所を選ばす葬儀ができる。
- ペット葬儀は合同供養、一任火葬、立会い火葬の3種類。
- 葬儀プランによって料金は変動する。比較的合同供養は安く、立会い火葬は高め。
飼い主さまそれぞれに「こんなお葬式をしてあげたい」「最期までしっかりお見送りしたい」という思いがあります。
自治体や霊園だと、一度にたくさんのペットを扱うため、どうしても一人ひとりの希望には答えられないことが多いですが、移動・訪問式のペット火葬車にはそれができます。
少しでもペット火葬車について気になったら、ぜひ私たちみんなの葬儀屋さんにご相談くださいね。
次はペット火葬車のトラブル事例とともに、依頼の際に注意したいことをお伝えします。
ぜひ一度目を通しておきましょう。
事前に知っておきたい。ペット火葬車のトラブル事例
時間や場所の自由度の高さから、ペットの火葬に火葬車を選ぶ方が増えてきています。
そんな中で、トラブルが起こってしまうことも…。
ペット火葬車に頼むかどうか悩んでいる方の中にも、「トラブルに遭ったらどうしよう…?」と不安な方も多いのではと思います。
ここではトラブルに遭わないために、過去に起こった他社のペット火葬車でのトラブルをご紹介します。
どんなトラブルがあるのか知るだけでも、防ぐきっかけになりますよね。
他社で起こったトラブル3つ
- ご遺体を乱暴に扱われた
- 返骨してもらえなかった
- 高額な料金を請求された
それぞれ詳しく見ていきます。
トラブル1:ご遺体を乱暴に扱われた
火葬炉に入りきらない大型のペットを無理やり押し込まれたり、想像よりもご遺骨を真っ黒にされたなど、大切なペットを乱暴に扱われた飼い主さまもいらっしゃいました。
ペットに対して尊厳をもっていない・教育が行き届いていない業者だと、このような事態が起こってしまうことも…。
これでは飼い主さまも納得がいきませんよね…。
私たちみんなのペット葬儀屋さんでは、このようなトラブルが起こらないように、スタッフ一人ひとりのマナーや教育をしっかり行っております。
大型のペットについては事前にお電話にてご確認くださいね。
ご遺骨に関しては、内蔵に病気があったり、火葬の際に入れる生花やおもちゃ、おやつによって、変色してしまうことがございます。
ペット葬儀は、今までたくさん幸せをくれたペットへ「ありがとう」の気持ちを伝える機会でもあります。
思いやりと真心を込めて、丁寧に火葬・供養いたしますので、気になることがあればお気軽にご相談くださいね。
トラブル2:返骨してもらえなかった
中には「返骨をしてもらえず、お墓へ埋葬できなかった…」という方もいらっしゃいます。
その裏で、実はご遺体を火葬せずにそのまま裏山などに遺棄されていた…という事件もありました。
合同供養の場合、他のペットも一緒に火葬するため返骨はされませんが、それ意外のプランはしっかり飼い主さまのもとにご返骨されます。
ペット火葬車ではプランが複数あるところが多いため、事前に返骨してもらえるプランなのかしっかり確認を取ることが大切です。
ご依頼の際のお電話はもちろん、訪問に来たスタッフに対しても、火葬の前に確認をとるようにしましょう。
トラブル3:高額な請求をされた
過去に、火葬後に高額の料金を請求し「支払わなければ生焼けのまま返す」と脅す事件がありました。
他にも飼い主さまが断れないような状況を作って、高額な費用を請求をする悪徳業者も…。
大変心苦しいのですが、ペット火葬車はまだまだ新しいサービスのため、このような悲しみに漬け込んだトラブルが起こってしまうことがあります。
トラブル2でもお伝えしましたが、こちらも事前にどのようなプランで料金帯はどのくらいなのか、ホームページで確認することが大切です。
私たちみんなのペット葬儀屋さんでは、お電話でご相談を受けたのちに、葬儀内容の確認・料金のお見積りをしてから、実際にご訪問し葬儀をいたします。
「希望していたプランと違った!」「返骨してもらえなかった!」というトラブルなく、安心してお見送りいただけますので、ご安心してくださいね。
もしご不明点や疑問点などありましたら、お気軽にお電話・メールにてご相談ください。
飼い主さまの不安なく葬儀を行うことが、亡くなったペットにとってもよいことだと思いますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
トラブルに合わないために。後悔しない業者選びを
ペット火葬車にまつわるトラブルをご紹介しました。
もちろん上記のような悪徳業者はほんの一握りですが、それでも今までずっと一緒だった大切なペットを、ぞんざいに扱ったりする業者には依頼したくないですよね。
このようなトラブルに遭わないためにも、きちんとしたペット火葬の業者を選ぶことが大切です。
次のようなポイントを意識して業者を選びましょう。
ペット火葬業者選びのポイント3つ
- あらかじめどんな葬儀を行いたいかしっかり決める
- 見積もり後、料金の変動がないところを選ぶ
- 電話やメールで気になることを相談する
それぞれ詳しく見ていきますね。
あらかじめどんな葬儀を行いたいか決める
依頼する前に、大切なペットをどんなかたちで送り出したいかをしっかり決めておきましょう。
合同供養・一任火葬・立会い火葬など、複数のプランがあるところが多いため、葬儀の内容と予算を照らし合わせて「1番納得してこの子を見送れる方法はどれか?」を考えておきましょう。
火葬後、どのように供養したいかまで考えておくと、よりピッタリのプランが見つかります。
手元供養やお墓での埋葬を検討している方は、ご返骨がある一任火葬や立会い火葬がオススメです。
お墓の管理が難しい…という方は、合同で火葬ののちに供養も行う、合同供養がオススメです。
また、自然葬というかたちで海上・空中での散骨を考えている方へは、提携している専門の業者を紹介できる場合がございますので、事前にご相談いただければと思います。
見積もり後、変動がないところを選ぶ
次のようなペット火葬車を選ぶようにしましょう。
- ホームページに料金の記載がある
- 見積もり後の料金の変動がない
ペット火葬車の多くは、種類や大きさ、重さなどで料金が変わる場合がありますが、目安が書いてあると安心ですよね。
他にも、深夜料金・駐車場料金など細かく追加で発生することが多いので、こちらも事前に確認しておくとよいでしょう。
中には、「大切なペットを見送るのにお金は気にしない」という方もいらっしゃるかもしれません。
上でもご紹介しましたが、そんな飼い主さまのペットを思う気持ちに漬け込んだトラブルも起こっています。
被害に遭わないよう、火葬後、後悔が残らないよう事前にしっかり確認しておきましょう。
事前に電話やメールで相談・確認する
プランや料金について気になる点があれば、依頼前にきちんと確認しておきましょう。
火葬の直前になると動揺してしまう方もいらっしゃるため、準備は念入りにすすめておきます。
私たちみんなの葬儀屋さんでは、無料でお電話やメールでのご相談を受け付けております。
大切なペットのご遺体を責任と尊厳をもって対応するため、気になることがあればお気軽にお問い合わせくださいね。
もう一度、「どんな葬儀を行いたいか」「どんな葬儀だとこれまでの感謝を伝えられるか」、ご家族ともゆっくり話し合ってみましょう。
いかがでしょうか。
事前にポイントを抑えて調べたり確認をとれば、トラブルに遭わずに済みます。
大好きなペットの最期を心から見送るために、気がかりなことははじめのうちに解決しておきましょうね。
もし業者選びやペットの葬儀について悩むようなことがあれば、みんなのペット葬儀屋さんにご相談ください。
後悔なくお見送りするために、誠心誠意、丁寧に対応いたします。
まとめ
いかがでしょうか。ここまでペット火葬車についてお伝えしてきました。
この記事のポイントをまとめると次の3つになります。
- ペット火葬車とは移動式のペット火葬装置を乗せた車のこと。
- 時間・場所に縛られないため、ご希望の葬儀を行える。
- トラブルなく葬儀を行うために、事前にしっかりプランや料金を確認する。
悪徳業者かどうかを瞬時に見分けるのは難しいですが、ホームページを読み込み電話やメールで相談すればトラブルは避けることができます。
スタッフと飼い主さまの認識の違い・確認不足で起こることが多いため、料金やプランなどしっかり確認してから依頼するようにしましょう。
私たちみんなのペット葬儀屋さんは、ペットにも飼い主さまにも安心していただけるように、葬儀に関する質問はもちろん、火葬後の供養の方法など、疑問に丁寧にお答えします。
「今までありがとう」の気持ちを伝えられるよう、真心と尊厳をもって旅立ちのお手伝いをいたします。
ぜひお気軽にご相談くださいね。
この記事を読んで、ペット火葬車について疑問がなくなり、安心して大好きなペットをお見送りできますように。
ペットが亡くなってしまった方へ、ご冥福をお祈りいたします。
みんなのペット葬儀屋さんの宮川と申します。