「ペットを火葬してあげたい。でも火葬の種類やかかる費用がまったくわからない…」
「ペットが亡くなってしまいそう…。火葬を考えているけどどんな業者を選べばいいんだろう?」
大切なペットが亡くなってしまって火葬を考える方も多いと思います。
しかし初めてのお別れの場合、火葬の種類や費用、火葬までになにをすればいいかなどわからないことだらけで不安ですよね。
なかには「大好きなペットとのお別れが辛くて火葬のことまで考えられない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし最後だからこそ後悔がないよう、納得のいくかたちで大好きなペットを見送ってあげませんか?
この記事ではあなたが納得のいくかたちで大切なペットとお別れできるよう、次の内容をお伝えします。
- ペット火葬の方法と火葬ができる場所
- ペット火葬にかかる費用
- 後悔しない業者を選ぶポイント
- 亡くなってから火葬までにやっておくこと
ペット火葬にまつわるよくある質問にもお答えしていきますので、火葬をお考えの方はぜひご覧くださいね。
この記事が、納得のいくかたちでペットと最後のお別れがするお役に立てれば幸いです。
ペット火葬の方法3つとその特徴
「ペット火葬って色々な方法があるみたいだけど、どれを選べばいいかわからない…」
というあなたのために、3つの火葬方法の特徴を表にまとめました。
合同火葬 | 一任火葬 | 立会い火葬 | |
---|---|---|---|
お立会い | ー | ー | ● |
お骨上げ | ー | ー | ● |
ご返骨 | ー | ● | ● |
向いている方 | 費用をおさえつつお別れしたい方 | 遺骨はほしいが立会うのはつらい方 | しっかり立会ってお別れをしたい方 |
それぞれの火葬方法の特徴や流れ、どんな方に適した方法なのかお伝えしていきますね。
費用をおさえたいなら:合同火葬
合同火葬とは、ペットをお引取りして火葬したのち、霊園や寺院で合同供養する方法です。
火葬時のお立ち会い・お骨上げ・ご返骨はできませんが、比較的費用をおさえられます。
ペットが亡くなってから火葬までの流れは、次のとおりです。
- ご訪問
- お引き取り
- 火葬※お立ち会いはできません
- 合同供養
次のような方が合同火葬を選ぶことが多いです。
- 火葬に立ち会ったり、骨上げをするのがつらい
- 費用をできるだけおさえてお別れしたい
- 寂しくないように他のペット達と合同で供養してあげたい
合同火葬の場合、あとから遺骨をお返しすることはできないので注意してくださいね。
遺骨のみ受け取りたいなら:一任火葬
一任火葬とは火葬からお骨上げまでをペット火葬業者に一任し、遺骨のみ受け取る方法です。
合同火葬と異なり個別での火葬となるため、一任個別火葬とも呼ばれます。
一任火葬の場合、亡くなってから火葬までの流れは次のようになっています。
- ご訪問
- 火葬※お立会いはできません
- お骨上げ※スタッフが行います
- ご返骨
一任火葬は次のような方がよく希望されます。
- 火葬やお骨上げに立会うのがつらいけど、遺骨は受け取りたい
- 仕事や時間の都合で立会いが難しい
火葬後の遺骨は、骨壷に納めて飼い主さまにお渡しいたします。
最後まで立合いたいなら:立会い火葬
立会い火葬は、火葬へのお立会いや自分の手でお骨上げをしていただける方法です。
立会い個別火葬とも呼ばれます。
立会い火葬の流れは次のとおりです。
- ご訪問
- 火葬※お立会いいただけます
- ご家族でお骨上げ
- ご返骨
立会い火葬を希望されるのは次のような方が多いです。
- 家族みんなで立会って最後のお別れをしたい
- 自分の手でお骨上げをしたい
- 遺骨を受け取りたい
よく次のようなお声を耳にすることがございます。
「お金がかからない方法を選んでしまって、ペットに申し訳ない…」
「悲しすぎて立会えなかった…。ペットは本当に幸せだったのかな?」
しかし火葬の方法に正解や優劣はないと私は考えております。
大切なのは飼い主さまのお気持ち。 飼い主さまのお気持ちさえあれば、どんな方法でもペットは喜んでくれるはずです!
それぞれの火葬方法の特徴をふまえたうえで、納得のいくお別れの仕方を選んでくださいね。
受け取った遺骨はどうしたらいいの?
「一任火葬、立会い火葬で受け取った遺骨はどうしたらいいの?」
受け取った遺骨の扱いは大きく次の3つです。
- 自分の手元に置いて供養する(手元供養)
- 霊園や寺院に納めて供養する
- 散骨する
みんなのペット葬儀屋さんでは、「納骨をしたい」という方に提携先の霊園や寺院のご案内もしております。
お電話でのご相談は無料ですので、遺骨の供養方法に迷ったときはぜひお気軽にお電話くださいね。
火葬を依頼できる場所3つとその特徴
「そもそもペット火葬ってどこにお願いすればいいんだろう?」
ペット火葬ができるのは大きく次の3つです。
- ペット火葬車
- ペット霊園
- 自治体
実は依頼する場所によっては、希望する火葬ができないことも…。
納得のいくかたちでペットをお見送りするためには、飼い主さまの状況や希望する条件にあった場所への依頼も重要なポイントです。
ペット火葬を依頼できるそれぞれの場所の、メリット・デメリットを表にまとめました。
火葬車 | 霊園 | 自治体 | |
---|---|---|---|
メリット |
|
|
比較的安く火葬できる |
デメリット |
|
|
|
それぞれの特徴についてさらに詳しくお伝えしていきますね。
ご自宅でゆっくり最後のお別れを:ペット火葬車
ペット火葬車は、車に火葬炉を積んだ移動式の車です。
ペット火葬車でご自宅まで伺い火葬をする方法は、訪問火葬とも呼ばれます。
「自宅近くだとまわりの目やニオイが気になるんじゃ…?」
と不安に感じる方も多いかもしれませんが、ご安心ください!
ペット火葬車に社名は書かれていないので、見た目は普通の車と一緒。
またペット火葬車は、できるだけ煙やニオイが気にならないような作りになっているんです。
そんなペット火葬車のメリットは次の3つです。
ペット火葬車のメリット
- 自宅近くや思い出の場所のそばで火葬ができる
- 自宅に来てくれるので、飼い主さま自身の移動が必要ない
-
365日対応OKな業者が多く、家族全員が集まるタイミングで火葬できる
ペット火葬車はご自宅近くや、ペットとの思い出の場所での火葬が可能です。
出向く必要がないのでお車を持っていない方や一人暮らしの方、遠くまで移動するのが難しいご年配の方も安心して、最後のお別れにお立会いいただけます。
またペット霊園だと営業時間が決まっていることがほとんどで、「仕事がどうしても休めず、最後のお別れができなかった…」ということも。
しかしペット火葬車の場合、 早朝や夜間、年中無休で対応している業者が多いです。
「家族がそろう時間がどうしても早朝や夜になってしまう…」 という方は、ペット火葬車でのお別れをオススメいたします。
みんなのペット葬儀屋さんでも、午前7時〜午後10時まで年中無休でご相談を受け付けております。
「思い出がつまった自宅のそばで、家族全員で最後のお別れをしたい」
という方は、私たちみんなのペット葬儀屋さんまでお気軽にご相談くださいね。
一方ペット火葬車には、次のようなデメリットもあります。
ペット火葬車のデメリット
- 人の目が気になる
- ペットのサイズによっては火葬できない
「どうしてもご近所の目が気になってしまう…」という方もいらっしゃるかと思います。
その場合はご自宅から少し離れた場所で火葬をしたり、まわりの目が気にならないような配慮をすることも可能ですので、ぜひご相談くださいね。
またペット火葬車の仕様上、大型犬など体の大きなペットを火葬できないことも…。
事前に対応可能なペットかどうか確認をとると安心です。
火葬から納骨まで:ペット霊園
ペット霊園では固定式の火葬炉で火葬を行います。人間の火葬場に近いイメージです。
ペット霊園で火葬するメリットは次のとおりです。
ペット霊園のメリット
- ペットのサイズに制限が少ない
- 火葬〜納骨まで一貫して行える
- 人目が気にならない
ペット霊園の火葬炉は、ペット火葬車と比べるとペットのサイズに制限が少ないです。
しかし大型犬の場合は、火葬できるかどうか事前に確認をしておくと安心ですよ。
ペット霊園は火葬だけでなく、墓地、納骨堂など遺骨を納める施設も併設されています。
そのため遺骨を納めたいと考えている方は、火葬から納骨までをすべてお任せするのも選択肢の1つです。
またペット霊園であれば、人目を気にせず最後のお別れができるのもポイントですね。
一方ペット霊園には次のようなデメリットも。
ペット霊園のデメリット
- 車がないとご遺体の持ち込み・霊園までの移動が不便
- 火葬できる時間が限られる
ペット霊園で火葬する場合、車がないとご遺体を持ち込むのが難しいですよね。
自宅まで引き取りに来てくれるペット霊園もありますが、別料金が発生することも。
納骨までお願いするとなった場合も、自宅から遠いとなかなかお参りにいくこともできません。
またペット霊園は火葬できる時間帯が限られていることがほとんど。
そのため「仕事や時間の都合がつかなくて、家族全員で最後のお別れができなかった…」という方もいらっしゃいます。
家族全員でペットの最後に立会いたいという方は、時間の融通がきくペット霊園やペット火葬車を選ぶことをオススメします。
安さ重視なら:自治体
自治体によって異なりますが、固定式の火葬炉でペット火葬を受け付けてくれるところもあります。
自治体にペット火葬を依頼するメリットは、なんといっても費用の安さです。
自治体は合同火葬がほとんどなので、ペット火葬車やペット霊園と比べて火葬費用が安くおさえられるんです。
しかし自治体での火葬は次のようなデメリットが…。
自治体のデメリット
- 立ち会い・返骨はできないことが多い
- 火葬できる時間が限られる
自治体では合同火葬が多いため、立ち会いや返骨はできません。
なかにはペット専用の火葬炉ではなく、一般ごみと一緒に廃棄物として処理することも…。
またペット霊園と同様で、火葬を受け付けてくれる時間帯が限られます。
費用が安い分、どうしても手厚さにかけてしまうのが自治体での火葬。
しかし少しでも安く火葬をすることを考えるのであれば、自治体を視野に入れてもいいかもしれません。
自治体によっては個別火葬に対応していることも。
まずはお住まいの地域のHPを確認してみてくださいね。
「お金や時間がかかってもいいから、サービスを重視したい!」
「ペットの最後を家族全員でしっかり見届けたい」
という方は、個別火葬に対応しているペット火葬車やペット霊園を検討しましょう。
ペット火葬にかかる費用はいくら?
「火葬の方法は決まったけど、費用っていくらくらいかかるんだろう?」
ペット火葬にかかる基本費用は、火葬の種類とペットの体重の掛け合わせで決まります。
みんなのペット葬儀屋さんでの火葬費用(訪問火葬)の目安を表にまとめました。
【1kg以下】インコ・フェレットなど | ||
---|---|---|
合同火葬 9,900円(税込) |
一任火葬 15,400円(税込) |
立会い火葬 18,700円(税込) |
【3kg以下】うさぎ・爬虫類など | ||
合同火葬 15,400円(税込) |
一任火葬 20,900円(税込) |
立会い火葬 24,200円(税込) |
【5kg以下】ねこ・トイプードルなど | ||
合同火葬 18,700円(税込) |
一任火葬 24,200円(税込) |
立会い火葬 27,500円(税込) |
【10kg以下】シーズー・ダックスフンドなど | ||
合同火葬 22,000円(税込) |
一任火葬 27,500円(税込) |
立会い火葬 30,800円(税込) |
【15kg以下】しば犬・ビーグルなど | ||
合同火葬 25,300円(税込) |
一任火葬 30,800円(税込) |
立会い火葬 34,100円(税込) |
【20kg以下】コーギー・ダルメシアンなど | ||
合同火葬 28,600円(税込) |
一任火葬 34,100円(税込) |
立会い火葬 37,400円(税込) |
【25kg以下】ブルドッグ・ボーダーコリーなど | ||
合同火葬 34,100円(税込) |
一任火葬 39,600円(税込) |
立会い火葬 42,900円(税込) |
【30kg以下】シェパード・ドーベルマンなど | ||
合同火葬 39,600円(税込) |
一任火葬 45,100円(税込) |
立会い火葬 48,400円(税込) |
【35kg以下】土佐犬・レトリバーなど | ||
合同火葬 45,100円(税込) |
一任火葬 50,600円(税込) |
立会い火葬 53,900円(税込) |
【40kg以下】秋田犬・セントバーナードなど | ||
合同火葬 50,600円(税込) |
一任火葬 56,100円(税込) |
立会い火葬 59,400円(税込) |
※訪問時にペットの体重を測ることがございます。
※体長・体高が著しく大きな場合は、ご対応できない場合もございます。
※お住まいの地域によって、別途交通費を頂戴する場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。
ここでご紹介したのはあくまで火葬のみにかかる費用。
火葬後の供養方法によっては、次のような費用がかかります。
- ペット霊園・寺院への納骨費用
- メモリアルグッズなどの手元供養にかかる費用
ペット霊園・寺院では、合同墓地や個別墓地、納骨堂に遺骨を納めるのが一般的です。
それぞれの費用相場はこちら。
- 合同墓地:3千円〜2万円前後
- 個別墓地:10万円〜30万円前後
- 納骨堂:年間1万円〜3万円前後
しかし納める霊園・寺院が定める管理料や使用料、墓地の区画の大きさなどによっても費用は大きく変わります。
人間と一緒に入れるようなお墓を選ぶと、数百万円がかかることも。
あくまで目安なので、より詳しい費用は霊園などに問い合わせてみてくださいね。
またペットの遺骨をご自宅で供養(手元供養)するときは、ペット用の仏壇、フォトフレーム、ペンダントなどのメモリアルグッズを用意する方も多いです。
メモリアルグッズも数千円〜数万円と価格帯が幅広いので、ご予算にあったものを選びましょう。
後悔しない業者を選ぶための2つのポイント
ペット火葬の方法や依頼場所、費用などの全体像がわかったら、ペット火葬業者選びにうつりましょう。
とはいえ気持ちの整理がつかない状況で、真摯に対応してくれる業者を選ぶのはなかなか大変です…。
「早く決めなきゃ…!」という焦りから、よくよく考えずに業者を選んでしまう…というのもよくある失敗パターンなんです。
そこでここでは、後悔しない業者選びをするために最低限チェックしていただきたいポイントを2つ紹介していきますね。
後悔しない業者選びのポイント2つ
- どんなお別れにしたいかを家族で話し合う
- 電話で複数の業者から話を聞く
1つずつ詳しくお伝えしていきますね。
どんなお別れにしたいかを家族で話し合う
業者に言われるがまま火葬をお願いしてしまい、想像以上の費用を請求されたり、火葬方法で後悔するケースも少なくありません。
納得のいく業者を選ぶためには、「どんなお別れがしたいか?」という家族の意見をしっかり固めておくことが一番大切です。
自分たちのゆずれない条件を決めておけば、業者選びもスムーズに進みます。
ペットが亡くなったあとにじっくり考えるのも、もちろん遅くはありません。
しかし大切なペットが亡くなってすぐは、気持ちが動揺していて冷静な判断ができないことも。
万が一に備えて、次のようなことを家族で事前に話し合っておきましょう。
- 火葬や収骨に立会うか
- どこで火葬を行いたいか
(訪問か霊園などの火葬施設か) - どんなものと一緒に火葬してあげたいか
- 費用とサービス、どちらを重視するか
- 予算はいくらか
- 火葬後の遺骨はどうするか
「火葬後のことまですぐに決められない…」
というときはひとまず火葬だけ行い、手元供養にするか納骨・散骨するかゆっくり時間をかけて考えるのも1つの選択肢ですよ。
電話で複数の業者から話を聞く
理想のペット火葬がイメージできたら、条件にあう業者を複数ピックアップし、電話をかけて話を聞いてみましょう。
インターネットで申込みや見積もりをとってくれる業者もありますが、スタッフの雰囲気が一番わかるのは電話です。
電話であれば火葬や費用に関する質問にも、より詳しく答えてもらえます。
このとき誠意が見られない発言をしたり、話をさえぎろうとしたり、「早く決めないとご遺体が傷みますよ…!」と急かしてくるのはあまりいい業者とはいえません。
電話の対応が丁寧であれば、その後も丁寧に対応してくれる可能性が高いです。
「業者のサービスをとくに重視したい!」
という方は、電話での対応をチェックし、1番安心してお願いできそうな業者を選んでくださいね。
ペット霊園で火葬や納骨を考えている方は、実際に足を運んで見学するのもオススメです。
私たちみんなのペット葬儀屋さんでは、お電話でのご相談を無料で受け付けています。
どんな小さな疑問にも丁寧にお答えしますので、深夜・早朝・土日祝日でもお気軽にご連絡くださいね。
▶0120-769-198(受付時間 7:00〜22:00)
火葬までにやっておくこと3つ【安置・冷やす・お供え】
「火葬の方法や業者の選び方はわかったけど、火葬までにどんな準備をしたらいいんだろう…?」
亡くなってから火葬当日まで何を準備して、どう過ごしたらいいか不安ですよね。
ここではペットが亡くなってから、火葬までの間にやっておくべきことをお伝えしていきますね。
火葬までにやっておくべきこと3つ
- 安置する
- 冷やす
- お供えする
それでは1つずつみていきましょう。
やっておくべきこと1:きれいな姿に整え、安置する
飼い主さまの希望やペット火葬業者の都合によっては、亡くなってから火葬までの間に時間があくことがあります。
ご遺体が傷んでしまわないためにも、少しでも長く最後のひとときを過ごすためにも、ペットが亡くなってしまったらご遺体を次の手順で安置しましょう。
- 自然な姿にととのえる
- ご遺体をきれいにする
- 安置する
手順1:自然な姿にととのえる
死後硬直が始まるまえに、まぶたと口をそっと閉じてあげましょう。
前足や後ろ足を胸のほうに優しく折り曲げ、眠っているときのような自然なかたちにそろえます。
※死後2〜3時間後で硬直がはじまります。死後硬直がはじまったときは、ムリに動かさないようにしましょう。
手順2:ご遺体をきれいにする
タオルやガーゼを使い、鼻や口、お尻のまわりの汚れを拭き取ります。
またブラシを使ってやさしく毛並みを整えてあげましょう。
手順3:安置する
毛布やバスタオルなどで体をつつみ、ご遺体が傷まないような涼しい場所に安置します。
やっておくべきこと2:しっかり冷やす
ご遺体が安置できるのは冬場は2〜3日、夏場は1〜2日ほど。
少しでも腐敗を遅らせるには、ご遺体をしっかり冷やすことが大切です。
タオルでくるんだ保冷剤や氷袋を頭とお腹にあて、体をしっかりと冷やしましょう。
保冷剤や氷はこまめに交換してくださいね。
夏場はエアコンをつけ、できるだけ部屋の温度を低く保つようにしてください。
しかしエアコンの風などの外気が体にふれると腐敗が進んでしまうので、直接風が当たらないように気をつけましょう。
やっておくべきこと3:好きだったものをお供えする
最後にペットの大好きだったおやつやおもちゃ、お花など一緒に火葬したいものをお供えし、お別れまでの時間を過ごしましょう。
「ペットと一緒に火葬できないものってあるのかな?」
できるだけ飼い主さまのご要望に添えるよう努めますが、場合によっては一緒に火葬することが難しいものもございます。
たとえば次のようなもの。
- プラスチック製のもの
- ゴム製のもの
- 金属製のもの
- 段ボール
- 造花
上記のものは、一緒に燃やすとお骨に影響が出てしまうことがあるんです。
例)遺骨同士がくっつく、色がつく、ニオイがつくなど
生花や大好物のおやつなどは、基本的にペットと一緒に入れていただけます。
「これも一緒に火葬したいけど、大丈夫かな?」と迷われた場合は、私たちみんなのペット葬儀屋さんにお気軽にご相談くださいね。
犬が亡くなったときは届け出が必要です
愛犬が亡くなったときは、亡くなった日から30日以内に市区町村への届け出が必要です。
届け出に必要なものはこちらの3つ。
- 死亡届
(HPからダウンロードできる市区町村も) - 犬の鑑札
(飼い犬の登録が済んでいることを証明するプレート) - 狂犬病予防注射済票
(予防注射が済んでいることを証明するプレート)
犬が亡くなったときの手続きは窓口のほか、インターネット上で行える市区町村もあります。
お住まいの市町村によって異なるので、HPをご覧いただくか、直接窓口に問い合わせてみてくださいね。
ペット火葬に関するよくある質問
最後にペット火葬にまつわる、よくある質問にお答えしていきます。
「ペットの火葬が初めてで不安がいっぱい…」という方のお役に立てれば幸いです。
Q:ペット火葬時の服装に決まりはあるの?
A:基本的には平服で問題ありませんが、場合によっては注意が必要です。
ペットの火葬・葬儀は、人間の場合と違って厳格なマナーやルールがないことがほとんど。
とくにペット火葬車での訪問火葬は、ご家族のみが立会うことが多いです。
そのため飼い主さまの気持ちが落ち着くような服装で問題ありませんよ。
しかし次のような場合は注意が必要です。
- 人間の火葬場と併設された霊園・火葬場にいくとき
- 他の方のペット火葬に参列するとき
これらの場合は他のご家族の方に不快な印象を与えないためにも、毛皮がついたり派手な色は控え、黒っぽく落ち着いた印象の服装を選ぶようにしましょう。
Q:ペット火葬にかかる時間って?
A:30分〜1時間前後が目安ですが、ペットの大きさによっても変わります。
火葬にかかる時間は30分〜1時間前後です。
しかしペットの大きさや重さによって、火葬にかかる時間は変わることがあります。
より詳しくお知りになりたい方は、スタッフまでお気軽にお問い合わせくださいね。
Q:どんなペットでも火葬できるの?
A:基本的には火葬できますが、不安な場合はご相談ください。
犬や猫以外にもハリネズミやうさぎ、ハムスター、インコなど、どんなペットでも心を込めて旅立ちのお手伝いをいたします。
しかし次のようなペットはお断りする可能性がございます。
- 体長70cmを超えるような体の大きなペット
- ミニ豚などの家畜にあたる動物
また魚など体の小さなペットは、遺骨がきれいに残らない可能性も。
「私のペットって火葬できるのかな…?」
と不安に感じた方は、一度お電話にてご相談くださいね。
まとめ
最後にこの記事でお伝えしたことをまとめます。
- ペット火葬の方法は合同・一任・立会いの3つ
- 火葬を依頼できるのは火葬車・霊園・自治体の3つ
- ペット火葬の費用は火葬方法とペットの重さで決まる
- 後悔しない業者選びのコツは理想の火葬を話し合い、複数の業者に電話で連絡をとること
なかなか気持ちの整理がつかず、あまり良く考えられないまま火葬方法や業者を決めてしまった…という声をよく聞くことがあります。
後悔しないためにも、どんなお別れをしたいかをしっかり話し合うようにしてくださいね。
「ペット火葬の方法や費用についてもっと詳しく知りたい」
「今すぐ自宅にきてほしい!」
という方はこちらの番号までご連絡ください。
あなたの大切なペットを納得のいくかたちで送り出せるよう、精一杯お手伝いいたします。
この記事を読んだあなたが安らかな気持ちで、大切なペットの旅立ちを見送ることができるよう、祈っております。
申し遅れましたが、みんなのペット葬儀屋さんスタッフの宮川と申します!