「ペットをどんな風に供養したらいいかわからない」
「ペットの遺骨を手元で供養したいと思っているけど、他の人はどうしているんだろう?」
無事火葬をすませた後も「遺骨をどうするか?」と悩みはつきませんよね。
なかには「自宅に遺骨を置いておきたいけど、周りの人に反対されてどうしたらいかわからない…」という方もいるかもしれません。
そもそも火葬後の遺骨の供養方法は大きく4つあります。
- 自宅での手元供養
- 墓地へ納骨
- 納骨堂へ納骨
- 散骨
「いったいどの方法を選んだらいいの?」
「私が希望する方法は世の中の感覚とズレていないかな?」
結論からいうと、ペットの供養方法に正解はありません。
「どれくらいの頻度でお参りしたいか?」
「どこで供養したいのか?」といった飼い主さまのお気持ちが1番大事なんです。
ペットの供養は短期間の話ではありませんので、じっくり考えて飼い主さまにあった供養方法を納得して選んでくださいね。
この記事では飼い主さまに合ったな供養方法を自信をもって選んでいただけるよう、次の内容を紹介します。
- 4つの供養方法のメリットやデメリット、どんな方におすすめか
- ペットの法要の基礎知識
ご自宅での供養を考えている方や分骨を考えている方向けに、おすすめの仏具やメモリアルグッズも紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
この記事がご自分に合った供養の方法を選び、大切なペットと後悔なくお別れする手助けになれば幸いです。
それではまいります。
1:自宅での供養(手元供養)
1つ目は自宅でペットを供養する方法です。手元供養とも呼ばれます。
自宅での供養方法に決まった形式はなく、供養のかたちはさまざま。
小さな仏壇に手を合わせたり、遺骨をペンダントなどに入れて身につける方もいらっしゃいます。
ここでは次の内容を詳しくみていきます。
- 自宅供養のメリット・デメリット
- 自宅供養におすすめのグッズ
自宅供養のメリット・デメリット
自宅供養のメリットとデメリット、どんな方に向いている方法かを表にまとめました。
自宅供養 | |
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メリット |
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デメリット |
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こんな方におすすめ |
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自宅供養でかかる費用のほとんどは、仏具やメモリアルグッズのみ。
そのため他の供養方法と比べると、比較的安くすむのが特徴です。
また自宅でずっと一緒にいることができるので、毎日手を合わせてお参りしたい方が、自宅供養を選ぶことが多いですよ。
もちろん火葬後しばらくの間自宅で供養し、その後墓地や納骨堂に遺骨を納める方もいらっしゃいます。
自宅供養におすすめのグッズ
自宅供養では次のようなグッズをご用意される方が多いです。
- 仏具(仏壇、おりんなど)
- 骨壷・骨袋
- お花
- お線香・ろうそく
- ペットの写真
- ペンダントなどのメモリアルグッズ
ここではおすすめの自宅供養グッズを紹介していきますね。
迷っている方はセットを選ぶと安心、仏具
「初めてのお別れで、何を準備したらいいか迷う…」という方におすすめしたいのが、セット販売の仏具。
こちらは、写真入れつきのボックス型仏壇、供物皿、水入れ、燭台皿、香皿、花立て、おりんがセットになっています。
初めての方でも安心ですし、お色も3色あるので、生前のペットのイメージに合わせて選んでいただけますよ。
大好きなペットに似合うものを 骨壷・骨袋
足あとの模様がついたかわいらしい骨壷と骨袋のセットです。
骨袋は、悲しい気持ちを癒してくれるような優しい色合いです。
骨壷の大きさは、ペットの種類に合わせて選んでくださいね。
大好きなペットのぬくもりを思い出せるような、ふわふわとした手触りの骨壷カバー。
足あとのチャームがついたかわいらしいデザインです。
※骨壷はついていないので、ご注意ください。
ミニサイズのものを選ぶと◎ お線香・ろうそく
LEDタイプのお線香であれば、火を使わないのでご自宅のほか、火気厳禁の納骨堂でも安心して使っていただけます。
電池式なのでコードもいらず、ペットの仏壇にもぴったりなサイズ感です。
カラフルでかわいらしいろうそくは、ミニサイズなのでペットの供養にもぴったり。
ろうそくの火は8分ほどで燃え尽きるので、火の始末もかんたんです。
大切な思い出をいつまでも メモリアルグッズ
こちらはクリスタルガラスのシンプルなお位牌です。
大好きなペットの写真や名前、メッセージを刻むことができます。
思い出のあかしとして仏壇のほか、リビングなどいつも一緒に過ごしていた場所に置いておくのもいいですね。
ペットのお名前などの刻印が入れられる、遺骨カプセルキーホルダー。
小さくスタイリッシュで、いつでもどこでも身に着けられるデザインです。
遺骨の他、遺毛や歯なども入れていただけます。
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ここまで色々な自宅供養におすすめのグッズをご紹介してきました。
「自宅供養のグッズはどこまで準備すればいいんだろう…?」
と悩まれるかもしれませんが、絶対にこうしなければならないという決まりはありません。
飼い主さまの思い思いのものをそろえていただき、大切なペットに感謝の思いを込めて手を合わせてくださいね。
2:お墓での供養
2つ目はお墓に納骨して供養する方法です。
ペット霊園のお墓に納骨することがほとんどですが、寺院の一部の区画で営んでいることもあります。
またペット用のお墓は共同墓地、個別墓地の大きく2種類あります。
共同墓地は他のペットと共同のお墓、個別墓地は、人間のお墓のように個別のお墓です。
「共同墓地、個別墓地どっちを選べばいいの?」
という方のために、次の見出しではそれぞれの墓地のメリット・デメリットをご紹介します。
共同墓地のメリット・デメリット
共同墓地の特徴はこちらになります。
共同墓地 | |
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メリット |
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デメリット |
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こんな方におすすめ |
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共同墓地は個別墓地よりも費用が安く、管理も霊園や寺院にお任せできることがほとんど。
そのため費用面が気になる方や、なかなかお参りに行くことができない方におすすめです。
共同墓地は他のペットと一緒に埋葬するので、一度埋葬してしまうと遺骨は手元に戻ってきません。
「共同墓地で供養したいけど、手元にまったくなにも残らないのは少し寂しい気がする…」
というときは、個別火葬をし、埋葬の前に分骨をするのがおすすめです。
分骨して一部だけを自宅に置けばスペースを取ることなく毎日手を合わせることができますし、アクセサリーなどに入れていつも身につけておけば寂しさも薄れます。
こちらのように手のひらにおさまるような、分骨用の小さな骨壷も。
巾着つきで、かわいい肉球のプリントがついています。
個別墓地のメリット・デメリット
続いては個別墓地について。個別墓地の特徴をまとめた表がこちらです。
個別墓地 | |
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メリット |
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デメリット |
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こんな方におすすめ |
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個別墓地は、多少お金がかかっても人と同じように供養してあげたい、墓石に名入れをしたりデザインにこだわりたいという方が選ぶことが多いです。
ペットを複数飼っていて、いずれ他のペットも同じように供養してあげたい方は、長期的な目で見ると、個別墓地を用意しておくのも選択肢の1つですよ。
しかし個別墓地は自分で管理(掃除・献花など)をする必要があります。
自分に万が一のことがあったときに、ペットのお墓を見てくれる人がいないという場合は、個別墓地にするかどうか改めて考えてみてくださいね。
失敗しないお墓選びのポイント2つ
「お墓に納骨して供養したいけど、お墓ってどうやって選べばいいんだろう?」
「大切なペットのことだから後悔しないお墓選びをしたいな…。」
お墓を選ぶ機会は少ないですから、いったいどうやって選べばいいかわかりませんよね。
お墓は高い買い物になるので、失敗や後悔はしたくない!というお声も多いです。
失敗しないお墓選びのポイントは2つです。
- 便利な立地・アクセスか
- 安心できる墓地の管理状況か
詳しくご説明していきますね。
お墓選びのポイント1:便利な立地・アクセスかどうか
お墓は建てて終わりではなく、その後も定期的にお参りする場所です。
そのため墓地の立地やアクセスのしやすさはしっかりチェックしておきましょう。
とくにお車を持っていない方や足が不自由で長距離の移動が難しい方は、できるだけ近くの霊園を選ぶと安心です。
お墓選びのポイント2:安心できる墓地の管理状況か
共同墓地と個別墓地で、お墓の管理状況・お参りの仕方は大きく変わってきます。
例えば次のとおり。
- 共同墓地
霊園や寺院など施設の人が管理してくれることが多い - 個別墓地
自分で管理(墓石の掃除・お花や供物のお供えなど)する必要があることが多い
頻繁にお参りに行けなかったり、お供物の後片付けできないときは、霊園のスタッフが対応してくれるケースも。
その場合お金がかかったり、どこまで依頼できるかは霊園によってルールが違うので、あらかじめ確認しておくと安心です◎
しかし本当に墓地の管理が行き届いている施設かどうかは、電話口やホームページ上ではわからないことが多いです。
管理がずさんなところに大切なペットを任せるのは心苦しいですよね。
後悔しないためにも実際に見学に行き、管理が行き届いているかどうかチェックするのがおすすめです。
ご自分のお参りできるペースに合わせて、施設や墓地の種類を考えてみてくださいね。
3:納骨堂での供養
3つ目は納骨堂に納める方法です。
納骨堂は一般的に棚式、ロッカー式の2種類のタイプがあります。
- 棚式
仕切られた棚の1つに、遺骨や仏具を収めるタイプのもの - ロッカー式
コインロッカーのように扉がついたタイプのもの
ここでは次の内容をお伝えしていきます。
- 納骨堂のメリット・デメリット
- 納骨堂でのお参りのポイント
納骨堂のメリット・デメリット
納骨堂での供養の特徴は下記のとおりです。
納骨堂 | |
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メリット |
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デメリット |
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こんな方におすすめ |
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納骨堂は「自宅に置いておくのは難しいけど、お墓に埋葬するかどうか迷っている…」という方にもおすすめの供養方法になります。
納骨堂は屋内にあるので、天候を気にせず自分がお参りしたいときにお参りできるのがポイントです。
納骨堂で供養する場合、使用料や年間管理費を支払うのが一般的です。
費用はその施設や納骨スペースのサイズによってもバラツキがあります。
施設によっては同じ火葬施設で納骨すれば、一定期利用料が無料になるケースもあるので、ぜひ問い合わせてみてくださいね。
それでは次の見出しからは、納骨堂でのお参りのポイントについても詳しくご紹介していきます。
納骨堂のお参りの仕方
「納骨堂ってどんな風にお参りすればいいの?」
「納骨堂にはどんなものを飾ればいいのかわからない…」
納骨堂には、骨壷のほか次のようなものを飾りましょう。
- 仏具(仏壇、おりんなど)
- ペットの写真
- 思い出の品(首輪、大好きだったおもちゃなど)
- 線香、ろうそく
- お花
- お供物
しかし納骨堂のスペースによっては、骨壷と一緒に収めたり飾れるものが限られてきます。
また施設によってはお供物や線香はNG!など、制限があることも。
そのため事前に納骨堂のスペースはどれくらいか?、骨壷と一緒に飾ったり収めたりできないものはあるか?などを確認しておきましょう。
また頻繁に出向くことができないときに、施設のスタッフがどこまで管理してくれるかも合わせて確認しておくと安心ですよ。
4:散骨での供養
最後にご紹介する供養方法は、散骨といって火葬後の遺骨を自然に返す方法です。
代表的な散骨場所は、次のとおりです。
- 海
フェリーや沖まで行き、散骨する(海洋散骨) - 山
山林に散骨する(山林葬) - 空
飛行機やヘリコプターで、空中から海上へ散骨する(空中葬) - 土
自宅の庭やプランター、花壇などに散骨する
ここでは散骨方法について次の内容を紹介していきます。
- 散骨のメリット・デメリット
- 散骨できる場所・できない場所につい
それぞれの散骨方法について詳しく知りたい方はこちらも合わせてご覧くださいね。
▶ペットの埋葬はどうすればいいの?気になる方法や注意点をプロが解説
散骨のメリット・デメリット
散骨のメリット・デメリットはこちらです。
散骨 | |
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メリット |
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デメリット |
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こんな方におすすめ |
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散骨は遺骨が手元に残らないので、悲しい気持ちに区切りをつけたい方や自宅・墓地での管理が難しくなってしまった方、自然に返してあげたい方におすすめの供養方法です。
希望する散骨方法によって、費用も大きく変わってきます。
とくに海に散骨する場合は、船を使って沖合まで行く必要があるため、比較的費用が高くなりやすいです。
こちらも遺骨が残らない供養方法なので、分骨して一部を手元に残しておくという方も多いですよ。
散骨のトラブルを防ぐポイント2つ
ペットの散骨をする場合、一般的には特別な許可や手続きは必要ありません。
そのため個人で散骨することもできますが、一歩間違えると思わぬトラブルが起こる可能性も…。
トラブルに合わないためにも、散骨によって供養する際は、以下の2点に注意しましょう。
- 散骨できる・できない場所を確認する
- 遺骨は必ず粉骨する
1つずつ詳しくご紹介していきますね。
ポイント1:散骨できない場所を確認しましょう
散骨をするときは、できるだけ人目を避け、静かな場所で行いましょう。
なぜならペットの散骨に対する考え方は人によってさまざまなため、人によっては不快感を覚える可能性があるからです。
大切なペットの供養だからこそ、周りへの配慮を忘れないようにしましょう。
また一般的に次のような場所に散骨はできません。
- 他人の私有地
- 自治体で許可されていない、禁止されている場所
- 賃貸住宅の庭
自宅のお庭であっても、引っ越しする可能性がある場合は避けるようにしましょう。
ポイント2:遺骨は必ず粉骨しましょう
散骨をする場合は、火葬後どんな場所であっても粉骨=パウダー状にしましょう。
その理由は大きく2つ。
- 自然に還りやすくするため
- もし人目についてしまったときに、人骨と勘違いされないようにするため
遺骨は個人で粉骨することもできますが、抵抗のある方や、大型犬など体の大きなペットの場合は業者に依頼すると安心です。
近年人気が高まっている散骨ですが、個人で行うとトラブルにもつながりやすいのが正直なところ。
できるだけ希望の散骨方法に対応している業者に依頼することをおすすめします。
ペットの法要は必要?スケジュールや法要の仕方
「ペットも人と同じように法要をするべきなの?」
「ペットの法要はどれくらいの頻度で行えばいいの?」
最近は人と同じようにペットも供養してあげたいという思いから、ペットの法要を執り行う方も多いです。
しかしペットの法要についても明確なルールがないことはほとんど。
基本的には飼い主さまの思うように、法要を執り行うかたちで大丈夫です。
とはいっても他の人がどのように法要を行っているのか気になりますよね。
ここでは一般的なペット法要のスケジュールや、法要の仕方を紹介していきます。
一般的なペット法要のスケジュールって?
一般的なペット法要のスケジュールは以下のとおりです。
- ペットが亡くなる(命日)
- 葬儀・火葬
- 初七日忌日
命日を含めて死後7日後に行う法要。 - 四十九日忌
命日を含めて死後49日目に行う法要。
宗教にもよりますが、このタイミングで埋葬すると極楽浄土にいけるといわれています。 - 百か日忌
死後100日目に行う法要。 - 一周忌
命日の一年後に行う法要。
四十九日で埋葬をしなかった方は、このタイミングで埋葬を考えてみてもよいでしょう。(手元供養というかたちでずっと手元に置いておいても大丈夫です) - 三回忌
命日の二年後に行う法要。
引用元:ペットの埋葬はどうすればいいの?気になる方法や注意点をプロが解説
もし忙しくて時間がとれないときは、必ずしも命日に執り行う必要はありません。
前倒しにしたり、命日の前後に行っても問題ありませんよ。
基本的には人と同じように弔って:お盆やお彼岸について
「お盆やお彼岸も人と同じように、供養したほうがいいの?」
お盆、お彼岸も基本は人の場合と一緒です。
それぞれについて詳しくご説明しますね。
お盆
お盆は一般的に8月13日〜8月16日の期間を指し、ペットがあの世から帰ってきてともに過ごす時間と考えられています。
お盆入り・迎え火 | お中日 | お盆明け・送り火 | |
---|---|---|---|
8/13 | 8/14 | 8/15 | 8/16 |
※地域によって異なる場合もあります。
安らかに成仏できるように思いを込めて、好きだったものをお供えし手を合わせましょう。
墓地や納骨堂に収めている方の場合、霊園で合同供養が開催されることもあるので、問い合わせてみてくださいね。
自宅供養の方は、お盆入りの8月13日には迎え火やちょうちん、お盆明けの8月16日は送り火の準備をしましょう。
迎え火や送り火、ちょうちんの明かりは、迷うことなく自宅とあの世を行き来できるような目印の意味が込められているんです。
ペット用のお盆供養セットであれば飾り付けもかんたんです。
ちょうちんは火事にならないようLEDタイプのものを選ぶと安心ですよ。
お彼岸
お彼岸は3/20頃の春分の日、9/23頃の秋分の日をお中日とした、前後の7日間のことを指します。
それぞれ春彼岸、秋彼岸とも呼ばれます。
彼岸入り | お中日 | 彼岸明け | |
---|---|---|---|
春彼岸 | 3/17 | 3/20 | 3/23 |
秋彼岸 | 9/20 | 9/23 | 9/26 |
※2021年の場合。
※春分の日・秋分の日はその年によって変動します。
一般的にお彼岸の場合は、お盆と違って迎え火のような行事や決まった飾りなどはありません。
仏壇を掃除したり、いつもより豪華なお供え物をするなどして、心を込めてお参りをしましょう。
霊園に遺骨を納めている方は、お墓参りにいったり、都合がつけば合同法要へも参加してみてくださいね。
法要やお盆、お彼岸はいつまで行えばいいの?
「法要はお盆、お彼岸は、毎年行ったほうがいいのかな?」
法要やお盆、お彼岸などの供養についても「絶対に毎年行うべき!」という決まりはありません。
法要や供養を豪勢に行わなくてとも、思い出してあげるだけであなたの大切なペットは天国で喜んでくれるはずです。
そのため飼い主さまのお気持ちや環境に合わせて、納得のいく供養の仕方を選択してくださいね。
まとめ
最後にこの記事でお伝えした4つの供養方法の特徴を項目別にまとめます。
初期費用 | 維持費用 | 維持・管理の手間 | お参りのしやすさ | 自由度 | |
---|---|---|---|---|---|
① 自宅供養 |
比較的安い | かからない | ◯ | ◎ | ◎ |
② 共同墓地 |
比較的安い | かかることが多い | ◎ | ◯ | △ |
② 個別墓地 |
比較的高い | かかることが多い | △ | ◯ | ◎ |
③ 納骨堂 |
比較的高い | かかることが多い | ◎ | ◎ | △ |
④ 散骨 |
比較的高い | かからない | ◎ | △ | ◯ |
※各施設・業者のサービスやプランによっても異なります。
ここまでペットの供養について見てきましたが、なかには次のように考えてしまう方もいらっしゃいます。
「本当にこの供養方法でペットは喜んでくれるかな?」
「悲しい気持ちから踏ん切りをつけるために散骨を選んだけど、かわいそうなことをしてしまったかも?」
繰り返しになりますが「絶対に供養をしないといけない!」というわけではありません。
大切なのは飼い主さまのお気持ち。
どんな供養方法であっても、あなたの大切なペットは天国で喜んでくれるはずですよ。
もし火葬したあとに供養や納骨の方法で迷われたときは、いつでもみんなのペット葬儀屋さんにご相談ください。
火葬後に納骨したい場合は、ご相談いただければ提携先の紹介も可能です。
また私たちはご自宅に伺っての訪問火葬を行っておりますので、なにかありましたらいつでもご相談くださいね。
▶0120-769-198
7:00〜22:00まで受け付けていますので、飼い主さまのご都合のいいタイミングで、いつでもご相談くださいね。
この記事を読んだあなたが、納得のいく方法で大切なペットを供養できることを祈っております。
分骨を検討している方は、火葬の前にあらかじめその旨を伝えておくとスムーズですよ。