「大型のトカゲを飼ってるけど、もし亡くなったとき火葬できるのかな?」
「ヘビやヤモリも他のペットと同じように、火葬できるのか心配…」
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)やフトアゴヒゲトカゲ、コーンスネークなど、犬や猫とは違うかわいさがありますよね。
飼い始めた当初は中々触らせてくれなくても、懐いてハンドリングできたり、手からご飯を食べてくれたりと、かけがえのない存在になっていきます。
ただ爬虫類を火葬するとなると、色々不安に思うことも多いと思います。
「爬虫類も火葬できるの?」
「ウロコや爪は残る?」
「火葬したあとってどうすればいいの?」
火葬当日、不安なく送り出せるよう、この記事は次の3つを見ていきます。
- 爬虫類を火葬する前に確認すること
- ペット火葬のプランと料金
- 火葬後の供養について
もし「火葬について直接相談したい」「まだ亡くなってはいないけど、事前に火葬の準備をしておきたい」という方は、私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談ください。
7:00〜22:00まで年中無休でお電話にて受け付けております。
ご相談は無料ですので、お気軽にお尋ねくださいね。
【爬虫類を火葬する前に】知っておきたい基礎知識
爬虫類を火葬する前に、まずは次の3つを確認していきましょう。
- 本当に亡くなっているのか生死を確認する
- 遺体を安置する
- ペット火葬の基礎知識を知る
それぞれ見ていきますね。
適切かつスムーズに火葬を執り行うために、しっかり確認しておきましょうね。
生死を確認する:冬眠しているだけの場合も
爬虫類(ヘビ、トカゲ、ヤモリ、カメ、イグアナ、ワニなど)は変温動物です。
寒くなると冬眠したり、動きが鈍くなることがあります。
そのため、まずは本当に亡くなってしまったのか、冬眠しているだけなのかを確認しましょう。
種類によっても異なりますが、生死の確認方法をまとめましたので参考にしてください。
- 顔やしっぽなどを触った時反応があるか
- 呼吸しているか(お腹がゆっくり動いているか)
- 環境(温度やエサなど)に問題はなかったか
鼻先を触ったり、しっぽを軽く引っ張って反応があるかを見ます。
冬眠しているだけであれば反応があるはずです。
他にも呼吸をしているかも確認しましょう。
冬眠中でもゆっくり呼吸をしているため、お腹の動きをチェックします。
それでも見分けがつかない場合は、室温やケージ内の温度をあらためて確認して調整するなどを行います。
爬虫類を飼育する以上、温度管理はきちんとされていると思いますが、まれに冬眠に失敗させてしまうことも。
他にも、温度が高すぎて熱中症になったり、エサが合わず消化不良、誤飲の可能性もあるため、飼育環境に問題はなかったかを確認しましょう。
もし少しでも「判断がつかない・判断に不安がある…」「反応はあるけど、弱々しい…」という場合は、助かる命かもしれませんので、すぐかかりつけの動物病院や、爬虫類専門の病院の受診を受けることをおすすめします。
遺体を安置する:火葬まで一時的に遺体を保管
生死を確認し、本当に亡くなってしまっている場合、お辛いとは思いますが、遺体の安置を行いましょう。
遺体を安置することで、腐敗を遅らせることができ、火葬までの間きれいな状態を保てます。
とくに「火葬まで日にちが空いてしまうかも…」という方は念入りに行いましょう。
安置に必要なもの
- 体の大きさに合った棺(ダンボール、衣装ケースなど)
- 保冷剤、氷のう、凍らせたペットボトルなど
- タオル、新聞紙、ペットシーツなど
- ガーゼ
安置の流れ
- 遺体をガーゼできれいに体を拭く(とくに濡れている場合は水分がなくなるまで拭く)
- 棺の底に新聞紙、タオルを敷き、その上に保冷剤を並べる。
- さらにタオルやペットシーツなどを敷く。
- 棺の中に遺体を寝かせる。
- 大型の爬虫類の場合、お腹あたりにも保冷剤を当てる。
- 涼しい場所で安置し、まわりにお線香やお花をお供えして手を合わせる。
保冷剤をあてるときは、水分が体につかないよう、手ぬぐいやキッチンペーパーなどに巻いてからあてるようにしましょう。
安置は「しっかり冷やすこと」が大切です。
保冷剤はこまめに交換し、室温は20度以下で安置してあげてくださいね。
小型〜中型の爬虫類であれば、衛生面や心情面で気にならなければ、冷蔵庫や冷凍庫で保管することもできます。
また、安置はあくまでも一時的なもので、1~3日が限度です。
とくに爬虫類は、犬や猫などの哺乳類よりも早く体が傷みやすいため、安置している間にすぐ火葬について調べるようにしましょうね。
ペット火葬の基礎知識を身につける
火葬について詳しく見ていく前に、まずはあらかじめ知っておきたいペット火葬の基礎知識をご説明していきます。
爬虫類などペットの火葬と、人間の火葬には大きく違いがあります。
それがこちら。
- ペット火葬には、合同火葬・個別火葬がある。
- プランによっては、遺骨は返ってこないこともある。
- ペットの重さや大きさによって火葬費用は変動する。
ペット火葬には「合同火葬」「個別火葬」という分け方があります。
人間の場合ですと故人それぞれを個別に火葬するのが一般的ですが、ペット火葬の場合「なるべくお金はかけたくない」「時間がとれない」という方もいるため、他のペットと合同で火葬する方法もあるんです。
合同火葬・個別火葬については次で詳しく見ていきますね。
今すぐ知りたい方はこちら。
また、火葬後「遺骨を受け取りたい」と思う方も多いと思います。
プランによっては、遺骨が返ってこないこともあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
ペットの遺骨については、「管理が難しい」「お墓を建てるのは費用面で難しい」という方も多く、他のペットと合同で火葬・供養できるプランを選ばれる方もいらっしゃいます。
当たり前のように遺骨が返ってくると思っていた方は注意しましょう。
費用についてですが、大型で体重の重いペットほど高額になる傾向があります。
依頼前に見積もりをし、どのくらい費用がかかるか確認しておきましょう。
他にも、業者によっては爬虫類の火葬は受け付けていないところも。
あらかじめホームページを確認したり、電話で直接問い合わせるなどしておきましょうね。
Q:火葬した場合、ウロコや爪は遺骨として残る?
A:残念ながら、遺灰となってしまい残らないことが多いです。
モニター系の大型のトカゲやイグアナの場合、特徴的なウロコや爪は残しておきたいと思いますよね。
残念ではありますが、骨よりやわらかいウロコなどは遺骨としては残らないことが多いです。
もしどうしても…という方は、爪を火葬前に切って、手元に置いておくこともできます。
他のペットの場合でも、火葬前に毛の一部をカットして、遺毛として持っておく方もいらっしゃいますので安心してくださいね。
また、ウロコや爪は残りませんが、牙など固い歯はお骨と一緒に残ることが多いです。
ただ、レオパードゲッコーなど小型の爬虫類ですと難しい場合があるため、事前に火葬業者に確認しておくとよいでしょう。
爬虫類の寿命はどれくらい?主な爬虫類の寿命一覧
「爬虫類」と一言で言っても、種類はさまざま。
その中でも、ペットとして人気の爬虫類の寿命を見てみます。
- ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー):10~15年
- オウカンミカドヤモリ(クレステッドゲッコー):15~20年
- フトアゴヒゲトカゲ:6~8年
- コーンスネーク:6~8年
- サバンナオオトカゲ(サバンナモニター):5~15年
もちろん育成環境によって、長生きする子もいれば、それよりも早くに亡くなってしまう子もいます。
個体差もあるため、目安として心に留めておいてください。
「今はまだ元気だけど、その日のために準備しておきたいな…」と思ったら、ここでご説明する火葬や供養について考えてみてもよいでしょう。
大切にお世話してきたからこそ、最後まで責任をもってお見送りしたいですよね。
もし今すぐ火葬について知りたい場合、ぜひ私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談ください。
爬虫類の火葬ももちろん承っております。
火葬プランや料金など、気になることがたくさんあると思いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
爬虫類の火葬のプラン・流れ・費用について
ここからはペット火葬について詳しく見ていきます。
上でも少しお伝えしましたが、ペット火葬のプランは主に次の3つがあります。
- 合同火葬
- 一任火葬
- 立会い火葬
一任火葬・立会い火葬は「個別火葬」になります。
それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なりますので詳しく見ていきますね。
合同火葬:他のペットも一緒に火葬(返骨なし)
合同火葬とは、他のペットと一緒に火葬・供養するプランです。
火葬の際に、他のペットの遺骨も混ざってしまうため返骨はありません。
その分費用は安く抑えられるため、「なるべくお金は節約したい」「時間がなくて、遺骨の管理は難しい…」という方におすすめです。
他にも、多頭飼いしていて「寂しくないように…」という思いを込めて選ばれる方もいらっしゃいます。
合同火葬の流れ |
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合同火葬にかかる費用※ |
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合同火葬にかかる時間※ |
30分〜(遺体を引き渡して完了) |
合同火葬をしているところ |
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※みんなのペット葬儀屋さんの場合。
※爬虫類の大きさや重さにより異なる場合がございます。
※体長・体高が著しく大きい場合はご対応できない場合がございます。
※地域によって、別途交通費を頂戴する場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。
合同火葬のメリット・デメリットをまとめると、次のようになります。
合同火葬のメリット
- 費用を安く抑えられる。
- 他のペットと一緒なので寂しくない。
- 遺体を引き渡すだけで完了するため、時間がかからない。
合同火葬のデメリット
- ペットの最後を見届けられない。
- 業者・自治体によっては、骨が残らないようかなりの高温で焼却しているところもある。
- 遺骨を受け取れないため、火葬後の喪失感が大きい。
合同火葬のメリットはやはり費用を安く抑えられること。
また、火葬も遺体を引き渡すだけで、あとは業者側が行ってくれるため、忙しく時間がとれない方にも向いています。
ただ費用・時間の節約はできますが、遺骨を受け取れないため、中には「実感が湧きにくい」「喪失感が大きい」という方も。
火葬後、遺骨を受け取りたい方は、個別火葬である次の「一任火葬」「立会い火葬」を検討してみましょう。
一任火葬:すべてスタッフにおまかせ(返骨あり)
一任火葬とは、火葬業者に遺体を引き渡し、その後の火葬・葬儀のすべてをスタッフにおまかせできるプランです。
個別火葬になるため、遺骨は手元に返ってきますが、火葬に立ち会ったり、お骨上げなどはできません。
「最後、遺骨を受け取りたい」「単独で飼育してきたので、個別に火葬してあげたい」という方におすすめです。
一任火葬の流れ |
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一任火葬にかかる費用※ |
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一任火葬にかかる時間※ |
50分〜 |
一任火葬をしているところ |
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※みんなのペット葬儀屋さんの場合。
※爬虫類の大きさや重さにより異なる場合がございます。
※体長・体高が著しく大きい場合はご対応できない場合がございます。
※地域によって、別途交通費を頂戴する場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。
一任火葬のメリット・デメリットをまとめると次のようになります。
一任火葬のメリット
- 火葬をすべてスタッフにおまかせできる。
- 遺骨は手元に返ってくる。
- 悲しみがあまりにも深い人など、火葬に立ち会わなくてすむ。
一任火葬のデメリット
- お骨上げ・火葬に立ち会うことができない。
- 火葬が終わるまで待つ必要がある。
- ペットの最後を見届けることができない。
一任火葬のメリットは、個別火葬で返骨があることが大きいです。
火葬はすべてスタッフが行ってくれるため、悲しみが深くて立ち会えないという方にもおすすめです。
それでも「やっぱり立ち会って、最後を見届けたい」という方は、次でご説明する立会い火葬を検討してみましょう。
立会い火葬:火葬に立ち会ってお別れできる(返骨あり)
立会い火葬とは、飼い主さまが火葬に立会い、お骨上げも行うプランです。
一任火葬と同様に、こちらも個別火葬になるため、最後遺骨は手元に戻ってきます。
費用はかかる反面、火葬の際も近くにいることができるため、「最後にきちんとお別れを言いたい」「家族みんなで感謝を伝えたい」という方に向いています。
立会い火葬の流れ |
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立会い火葬にかかる費用※ |
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立会い火葬にかかる時間※ |
60分〜 |
立会い火葬をしているところ |
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※みんなのペット葬儀屋さんの場合。
※爬虫類の大きさや重さにより異なる場合がございます。
※体長・体高が著しく大きい場合はご対応できない場合がございます。
※地域によって、別途交通費を頂戴する場合がございます。
※20時以降は夜間・深夜料金を頂戴しております。詳細はお電話にてお問い合わせ下さい。
立会い火葬のメリット
- 最後に感謝の気持ちやさよならを伝えられる。
- 最後の姿まで見届けることができる。
- 家族みんなでお骨上げができる。
- 遺骨は手元に戻ってくる。
立会い火葬のデメリット
- あまりにも悲しみが深い場合、辛くなってしまうことがある。
- 他のプランより費用がかかる。
- 他のプランより時間がかかる(最低でも1時間〜)
立会い火葬のメリットは、最初から最後まで火葬に立ち会えることが大きいです。
中には「辛くて直視できない…」という方もいらっしゃいますが、これまで何年も大切に育ててきたのですから、最後まで見届けてあげれば亡くなったペットも嬉しいかと思います。
ぜひ色々検討してみましょう。
いかがでしょうか。
合同火葬、一任火葬、立会い火葬の3つのプランをご説明してきました。
どのプランでお見送りしたいか、見当はつきましたでしょうか。
亡くなったペットへ最大限の感謝を伝えるためには、どんなかたちが1番よいのかご家族とも話し合って決めましょうね。
「まだ火葬について分からないことがある…」「火葬のことを直接相談したい」という方は、私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談いただければと思います。
大切なペットを心残りなく送り出すために、真心を込めてお手伝いいたします。
電話でのご相談は無料ですので、お気軽にお尋ねくださいね。
火葬はどの業者に依頼する?3つの火葬業者について
どの火葬プランで送り出すか固まったら、どの業者に依頼するかも検討しましょう。
上でも少しご紹介しましたが、主なペット火葬業者は次の3つです。
- 自治体
- ペット霊園
- 訪問火葬業者
それぞれ詳しく見ていきますね。
自治体:プランや対応は地域によってさまざま
それぞれの自治体でもペット火葬を行っているところがあります。
他の民間の火葬業者より費用が抑えられますが、基本的に「合同火葬のみ」というところが多いです。
お別れをゆっくりする時間はないため、あらかじめ自宅ですませておきましょう。
また、中には火葬後の供養は行っておらず、遺骨が残らないように高温で焼却処分するところも…。
火葬後、きちんと供養を行っているところもありますが、自治体によって対応はさまざまです。
まずはご自分がお住まいの自治体のホームページを確認してみましょう。
自治体に依頼する際のチェックポイント
- そもそもペット火葬を行っているか
- 爬虫類は対応しているか
- どんな火葬プランがあるか
- 希望の火葬プランは対応しているか
- 火葬後の供養は行っているか
- 費用はいくらか
- 火葬場(斎場)までの行き方
- 火葬の予約方法(電話or窓口orメール)
「きちんと供養されると思っていたら、焼却されてしまった…」なんてことになっては、悔やんでも悔やみきれないですよね…。
事前にしっかり調べるようにしましょう。
ペット霊園:火葬から供養まで一括で
ペット霊園とは、ペット専用の火葬炉、墓地、納骨堂などが揃った施設のことです。
一般の寺院の中には、人間と区画を分けて運営しているところも。
基本的には、合同火葬、一任火葬、立会い火葬すべてに対応していて、希望のプランを選べます。
他にも、火葬前にゆっくりお別れできる時間をとれるため、最後にお別れを言ったり、感謝を伝えられるのもポイントです。
一任火葬の場合、霊園の待合室で待つこともできるため、手持ち無沙汰になることもありません。
火葬後は、同じ施設内のお墓や納骨堂に遺骨を納められるため、「その日のうちに供養までしたい」「お墓に入れて供養したい」という方におすすめです。
このように、火葬から供養まで行えて便利な反面、火葬の時間が固定されていたり、霊園までの交通手段がなく不便に感じることも…。
「希望の時間は予約がいっぱいで火葬できない。どうしよう…」
「タクシーやバスで遺体を運ぶのはちょっと気が引ける…」
「腐敗がすすんでいて、移動する時間も惜しい。すぐに火葬してあげたい」
という場合は、次でご説明する訪問火葬業者への依頼を検討してみましょう。
訪問火葬業者:希望の日時・場所で火葬
訪問火葬業者とは、ご自宅までペット専用の火葬車が訪問し、ご自宅の近くで火葬してくれる業者のことです。
自治体・霊園と違い、こちらが移動せずとも自宅近くで火葬できるため、交通手段が限られている方や、普段忙しく時間がない方などに向いています。
こちらも霊園と同様に、合同火葬、一任火葬、立会い火葬すべてに対応していることが多く、希望のプランを選べます。
一任火葬の場合、火葬が終わるまで自宅で待機できるため、遺品の整理をしながら心を落ち着かせられますよ。
ちなみに、私たちみんなのペット葬儀屋さんも、この訪問型のペット火葬を行っております。
よく訪問火葬で悩んでいる方から、「まわりに知られたらどうしよう…」「近所に煙が流れたりしたらどうしよう…」というお声をいただきます。
私たちみんなのペット葬儀屋さんの火葬車は、シンプルな見た目のバンのため、ご近所に知られることはありません。
煙やニオイも出にくい火葬炉を使用しており、まわりへの影響なく、環境へもやさしい火葬ができますのでご安心くださいね。
住宅街でお隣と距離が近い場合、ご自宅から少し離れた目立たないところでの火葬も行っていますので、お気軽にご相談ください。
お電話の相談は無料となっております。
「安置の方法を知りたい」「火葬プランについて相談したい」など、お悩みのことがありましたら、お気軽にお尋ねくださいね。
火葬後の供養について:遺骨の扱いを考える
火葬後、気持ちも落ち着いてきたら、供養をしてあげましょう。
ペット供養は主に次の4つがあります。
- 手元供養(自宅供養)
- お墓に埋葬する
- 納骨堂に納める
- 散骨する
それぞれ詳しく見ていきますね。
手元供養(自宅供養)する方法
火葬後、骨壷を手元に置き、自宅など飼い主さまの近いところで供養する方法です。
ペット用の小さなお仏壇を用意したり、カプセル型のキーホルダーやペンダントなどに遺骨の一部を入れて持ち歩くなど、さまざまあります。
他にも、お仏壇など用意せずとも、骨壷のそばにお花やおやつをお供えしたり、写真を飾って手を合わせてあげるだけでも問題ありませんので、ご安心くださいね。
そのため「なるべく費用を抑えたい」「ずっと側にいたい」という方におすすめです。
ペット供養は飼い主さまのお気持ち次第になるため、心情面で問題なければ、人間用のお仏壇で一緒に供養することもできますよ。
他にも、お手元で供養していくうちに気持ちの整理がついて、「一歩踏み出すためにお墓に埋葬したい」という場合、霊園や寺院などのお墓に埋葬することもできます。
お墓に埋葬する方法
ペット霊園や、自宅に私有地があればそこに埋葬し、お墓を立てて供養することもできます。
ペット霊園では「共同墓地」「個別墓地」の2種類があることが多いです。
- 共同墓地は、他のペットと一緒に埋葬できるお墓のこと。
- 個別墓地は、人間と同じように個々に用意するお墓のこと。
他にも、自宅に私有地があれば、お庭などに遺骨を埋葬し、供養することもできます。
お墓について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
▶【ペットをお墓に入れてあげたい】費用は?どこに建てられる?疑問を解説
「お墓に埋めてあげたいけど、自分や家族、管理できる人がいなくなったらどうしよう…」
一人暮らしの方、親戚や家族も遠くにいたり疎遠の方は、「お墓を立てたとしても、自分にもしものことがあって、管理できなくなったらどうしよう…」と思われる方も多いです。
そんなときのために、スタッフがお墓の管理をしてくれたり、お参りしてくれる(代理墓参)霊園を探すようにしましょう。
他にも、散骨したり、自分が同じお墓に入るなどの方法もあります。
お金を払えば好きなお墓に入れてあげられますが、そのあとも管理する責任がうまれます。
「誰も管理できない…」ということがないように、もしものことがあったらどうする?と問いかけながら慎重に選択しましょう。
納骨堂に納める方法
納骨堂とは、ペット霊園や寺院などにある、骨壷を一時的に預けられる施設のことです。
棚やロッカーが並んでいて、その一角を借りて使用できます。
「お墓に入れるかどうかまだ迷ってる…」「ひとまず遺骨は霊園に預けたい」という方におすすめです。
お墓とは違い、室内にあるため天候を気にせずお参りできるのもポイントで、骨壷の他にも、お花やお線香、写真、お気に入りだったおやつなどをお供えできることが多いです。
ただ霊園によってはお供えできないものもあるので、事前にホームページなどで確認しておきましょう。
散骨・埋骨する方法
船で沖に出て海へ遺骨を撒く海洋葬、ヘリコプターから海へ遺骨を撒く空中葬などが当てはまります。
他にも、お花畑葬、樹木葬、バルーン葬というものも。
「自然の中で供養したい」「お墓の管理は難しいので、自然に還してあげたい」という方におすすめです。
ただ「遺骨をすべて散骨するのは寂しい…」と思われる方もいらっしゃると思います。
そんなときは、分骨して遺骨の一部をとっておくこともできますので安心してくださいね。
とっておいた遺骨は、ペンダント・キーホルダーなどに納めて、肌見離さず持ち歩いたり、小さな骨壷に納めて手元供養することもできますよ。
飼い主さまにも負担がないように供養してあげることが、亡くなったペットも嬉しいかと思いますので、色々検討してみましょうね。
いかがでしょうか。
どのように供養したいか、考えはまとまりましたでしょうか。
後悔のないように、亡くなったトカゲやヘビ、ヤモリへ思いを込めて供養してあげましょうね。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
爬虫類を火葬するための不安や心配ごとはなくなりましたでしょうか。
この記事のポイントをまとめると、次の5点になります。
- 爬虫類も犬や猫と同じように火葬できる(業者によっては対応していない場合もあるので注意)
- 遺体は保冷剤で冷やすなどして安置する(火葬まで日にちがあく場合とくに念入りに)
- ペット火葬の費用は重さ・大きさによって変動する(業者によって設定は違うので事前に確認する)
- 火葬プランは合同火葬、一任火葬、立会い火葬の3種類。
- 火葬後、遺骨をどう供養するかも考える。
家族同然に愛情を注いで育ててきたと思いますので、ぜひ後悔がないように、ピッタリの方法でお見送りしてあげましょう。
もし爬虫類の火葬について聞きたいことがありましたら、私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談ください。
この記事を読んで、大切なトカゲやヘビ、イグアナなどの爬虫類を心残りなくお見送りできますように。
はじめまして。みんなのペット葬儀屋さんの宮川と申します。
ずっと一緒にいて、大切に育ててきたからこそ、最後までしっかり見送ってあげたいですよね。