花に囲まれる犬

「ペットを火葬するとき、お花を入れてあげたいけどどんなお花がいいんだろう?」
「そもそもどのぐらいの本数を用意すればいいの?」
「友達のペットが亡くなったからお花を贈りたいけど、NGな色とか種類ってあるのかな?」

長い間ずっと一緒だったペットと最後のお別れの日。
心をこめて大切にお見送りしたいですよね。

火葬の際、お花も副葬品として一緒に入れられるため「どんなお花を用意すればいいんだろう?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中には、知人の亡くなったペットのためにお花を贈りたいという方も。

人間の葬儀ですとキクやユリ、胡蝶蘭などのお花が定番ですが、ペットの場合、とくに種類は決まっていません
そのため好きなお花を用意できますが、場合によっては避けたほうがいいお花も…。

この記事ではそんな「ペット火葬にはどんなお花を選べばいいの?」という疑問にお答えするため、次の3つをご説明していきます。

  • ペット火葬のお花を選ぶポイント
  • ペット火葬でおすすめのお花5選
  • 相手に贈るおすすめお花ギフト5選

今すぐおすすめのお花を知りたい方はこちら

この記事を読んで、大好きなペットをきれいなお花と一緒に見送れたり、お花の贈り物で失敗せずに相手に喜んでもらえますように。
それではまいります。

ペット火葬のお花を選ぶポイント

花

ペット火葬でお花を選ぶポイントは、大きく分けて次の3つです。

  • 色:白やピンクなど薄い色のもの
  • サイズ:ペットのサイズに合うもの
  • 花言葉:旅立ちにぴったりなもの

それぞれくわしく見ていきますね。

お花を選ぶポイント①色

色は白や薄いピンク、薄いブルー、薄い黄色などのお花を選びましょう。

赤や紫など濃い色だと、火葬の際ご遺骨に色がついてしまうことがあるためです。

ですが、もし特別思い入れのあるお花がある場合は、そちらを選んでも構いません。

念の為、色や種類など、事前に火葬スタッフに確認をとると安心ですね。

お花を選ぶポイント②サイズ

ペットの体に合うサイズのお花を選びましょう。

インコやハムスターの場合、ノースポール・カーネーションなど小さめのお花、ゴールデンレトリーバーなど大きい子の場合、ユリやチューリップなど大きめのお花を選ぶと棺に入れたとききれいに見えますよ。

もちろん、他の種類のお花と組み合わせながらで大丈夫ですのでご安心くださいね。

お花を選ぶポイント③花言葉

お花にはそれぞれ花言葉があります。
色やサイズの他にも、花言葉も意識しながら選ぶのがおすすめです。

こちらに一例としてまとめたのでご覧ください。

花の種類 花言葉
カスミソウ ・無邪気
・幸福
・感謝
マーガレット ・信頼
・優しい思い出
・私を忘れないで
ジャスミン 愛らしさ
スイートピー 優しい思い出
トルコキキョウ(白) 思いやり
ガーベラ(白) 希望
デイジー(白) 無邪気
バラ(薄いピンク) 誇り
バーベナ(ピンク) 家族の和合(仲良くすること)

「感謝」「優しい思い出」など、ペットに伝えたいメッセージで選ぶとより思いが伝わりそうですよね。

色やサイズ、花言葉以外にも、意識するとよいポイントはこちら。

  • 本数:ブーケ〜棺いっぱいになるくらい
  • 時期:それぞれのお花の季節

本数は、お花屋さんでブーケをつくってもらうか、棺がいっぱいになるくらい用意すると棺にいれたとききれいに見えます。

また、春ならチューリップ、夏であればユリやヒマワリなど、季節に合わせてお花を選ぶのもおすすめです。

他にもその子のイメージに合ったお花を選んでもいいと思います。
ロシアンブルーの猫ちゃんの場合、ブルーのお花をメインに選ぶと、その子をイメージしやすくて思い出に残りますよね。

ペットの火葬のお花選びに正解はありませんので、大切なペットを思いながら、1番気持ちが伝わるお花を選びましょう

なるべく避けたいお花の特徴

バラのトゲ

上でペット火葬でのお花に正解はないとお伝えしました。
ですが次のような特徴のお花は避けたほうがいいでしょう。

  • 濃い色のお花
  • トゲや毒があるお花
  • 自生しているお花

1つ1つ見ていきますね。

濃い色のお花

こちらはすでにご説明していますが、火葬の際、ご遺骨に色がついてしまうことがあるためです。

どうしても入れたい場合は、事前に火葬スタッフに確認をとるようにしましょう。

トゲや毒があるお花

トゲや毒など、痛い・苦しいイメージのお花は避けるようにしましょう。

  • トゲがあるお花:バラ、アザミなど
  • 毒があるお花:トリカブト、彼岸花、スズラン、スイセン

バラはカラフルできれいですし、一緒に入れてあげたい方もいらっしゃると思います。
そんなときは、購入する際にお花屋さんにトゲを落としてもらうとよいでしょう。

またスズランやスイセンは見た目はかわいいですが、毒があるので注意しましょうね。

自生しているお花

中にはガーデニングが趣味で、一緒に入れてあげたいと考えている方も。
自生しているお花には虫がついていることが多く、火葬の際、ご遺骨に影響が出てしまうことがあります。

なるべくなら避けたいところですが、もし入れる場合はよく洗って虫やゴミを落とすようにしましょう。


いかがでしょうか。
火葬の際、一緒に入れてあげたいお花は決まりましたでしょうか。

お花選びのポイントを意識しつつ、大切なペットへ思いが伝わるお花を選んでみましょう。

もし火葬の際に一緒に入れるお花に悩んだら、私たちみんなのペット火葬屋さんにご相談ください。
丁寧にアドバイスいたしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、ペット火葬全般についても、ご不明な点がございましたらお力になれるかと思います。
お電話は無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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【迷ったらこれ】ペット火葬おすすめのお花5選

「たくさん種類があって中々選べない…」
「忙しくてじっくり選んでいる時間がない…」

という方もいらっしゃると思いますので、ここで私、宮川が選ぶおすすめのお花を5つご紹介します。
ぜひお花選びの参考にしてみてくださいね。

1.ガーベラ

ガーベラ
赤、ピンク、黄色、オレンジ、白、緑、紫
花の大きさ
  • 花の直径:約7〜10cm
  • 高さ:約30cm
花言葉
  • ガーベラ全体:希望
  • ピンク:思いやり
  • 黄色:究極の愛
  • 白:希望
季節 3月〜10月
特徴
  • キク科ガーベラ属。
  • 比較的花もちがよい。
  • タンポポを品種改良されて作られた。

カラフルで元気なイメージのお花です。
ガーベラ全体・白いガーベラには「希望」という花言葉があり、ペットへ「悲しいけど、これから前を向いて頑張るよ」というメッセージを送りたいときぴったりですね。

他にもピンクや黄色のガーベラには「思いやり」「究極の愛」という意味も。
これまでの感謝を伝えるときにもぜひおすすめしたいお花です。

2.スイートピー

スイートピー
赤、ピンク、黄、白、紫、青
花の大きさ
  • 花の直径:約3〜5cm
  • 高さ:約15〜cm(つる性)
花言葉
  • スイートピー全体:門出、優しい思い出
  • ピンク:繊細
  • 白:ほのかな喜び
季節 4月〜6月
特徴
  • マメ科レンリソウ属。
  • 甘酸っぱいいい香りがする。

お花の見た目が蝶のようにヒラヒラしていることから、飛び立つイメージで「門出」「優しい思い出」などの花言葉がつけられました。

「前向きな気持ちでペットとお別れしたい」という方にぴったりのお花です。

3.マーガレット

マーガレット
ピンク、黄色、白
花の大きさ
  • 花の直径:約5cm
  • 高さ:約50〜150cm
花言葉
  • マーガレット全般:信頼、優しい思い出、私を忘れないで
  • ピンク:真実の愛
季節 1〜12月
特徴
  • キク科モクシュンギク属。
  • 次々と花を咲かすため、広く親しまれている。

かわいいイメージのマーガレットですが、「優しい思い出」「私を忘れないで」という花言葉も。
今までたくさんの幸せな思い出をくれたペットに対して伝えたいメッセージですよね。
また長い季節楽しめるため、手に入りやすいという点でもおすすめです。

4.チューリップ

チューリップ
赤、ピンク、白、黄、紫
花の大きさ
  • 花の直径:約5〜10cm
  • 高さ:約15〜60cm
花言葉
  • チューリップ全般:思いやり
  • ピンク:誠実な愛
季節 3月〜6月
特徴
  • ユリ科チューリップ属。
  • 花弁は丸いもの、尖ったもの、フリル状などさまざま。

春の花といえばチューリップですよね。
その見た目のとおり、花言葉は「思いやり」「誠実な愛」など。
色合いはもちろん、シルエットも丸くかわいらしいので、大好きなペットへ送るお花にぴったりです。

5.カスミソウ

カスミソウ
白、ピンク
花の大きさ
  • 花の直径:約1.3cm
  • 高さ:約20〜50cm
花言葉
  • カスミソウ全般:無垢の愛、感謝、幸福
  • 白:無邪気、清らかな心
  • ピンク:切なる願い
季節 1〜12月
特徴
  • ナデシコ科ギプソフィラ属。
  • 寒さに強く、小さな花をたくさん咲かせる。

小さく奥ゆかしいカスミソウは、その花言葉も「幸福」「感謝」など前向きなメッセージが込められています。
また、「無邪気」という意味もあるため、日頃やんちゃだった子にぴったりのお花ですよね。
他のお花との相性もいいので、ブーケをつくってもらうときなどおすすめです。


いかがでしょうか。
一緒に入れたいお花は決まりましたでしょうか。

最後の感謝をこめて、大好きなペットにぴったりなお花を選んであげましょうね。

もちろんここで紹介できなかったお花もたくさんあるので、「どんなお花だとあの子にぴったりかな?」と調べてみるのもよいでしょう。

お花の他にも一緒に火葬できるもの

「どのお花を入れるかは決まったけど、他にも一緒に火葬できるものってあるの?」

お花の他にも次のようなものも一緒に火葬できます。

  • おやつ
  • おもちゃ
  • 手紙 など

またおもちゃであっても、ゴム・金属・プラスチック製のものは一緒に火葬できません
これらはご遺体に色やニオイがついてしまったり、最後まで焼き切ることが難しいためです。
他にも、造花も同じようにご遺骨に影響が出てしまうことがあるため、火葬できません。

きれいに火葬するためにも、副葬品選びは注意しましょう。
事前にスタッフに何を入れてよいのか確認をとっておくと安心ですね。

もし火葬の際、何を入れてよいのか迷ったら、ぜひ私たちみんなのペット葬儀屋さんにご相談ください。
後悔のないお葬式をするためにも、ぜひお手伝いさせていただければと思います。

他にも、ペット火葬についてご不明な点などあれば、お気軽にお尋ねくださいね。

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相手に贈ると喜ばれるお悔やみのお花・贈り物5選

「友達のペットが亡くなったらからお花をあげたいけど、生花だと枯れちゃうのが心配…」
喜ばれるお悔やみの贈り物って何かないかな?」

仲のいい知人や先輩、後輩、親戚のペットが亡くなり、贈り物をしたいと考えている方も多いのではと思います。
もちろん生花でも問題ありませんが、贈るまで時間がかかる場合、買うのをためらってしまいますよね

ここではそんなあなたへ、日にちが経っても枯れる心配がない、お悔やみの贈り物をご紹介します。
何を贈るか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。

1.プリザーブドフラワー

生花を加工してつくられ、長期保存がきくお花です。
大きさもさまざまあり、ペット用の小さなお仏壇にも飾れるため、お悔やみの贈り物としてぴったりです。

2.ハーバリウム

ボトルにオイルとプリザーブドフラワーやドライフラワーを入れたものです。
こちらもお花を長期的に楽しむものとして人気です。
玄関やリビングなど、インテリアにも馴染むため、ペットの写真と一緒に飾っても楽しむことができます。

3.ソープフラワー

ソープフラワーとは、石鹸で作られたお花のことで、比較的新しい造花です。
いい香りがするためそのまま飾ってもいいですし、石鹸としても使うことができます。
こちらも大きさはさまざまあるので、お仏壇のサイズに合わせて贈っても喜ばれると思います。

4.お線香

「お花は相手の好みがわからないから贈りにくい…」
という場合は、お悔やみの贈り物として間違いないお線香がおすすめです。
香りつきのものから、控えめのものもあるので、相手に合わせて選ぶとよいでしょう。

5.フォトフレーム

「相手のお家にはお仏壇はないみたい…」
という場合は、ペットの可愛い姿を飾れるフォトフレームがおすすめです。
シンプルなものから、名前が入れられるものまでさまざまあるので、こちらも相手の趣向に合わせて贈るとよいでしょう。


ここまで5つの贈り物をご紹介してきました。

「お花はあげたいけど、生花はちょっと…」という方は、プリザーブドフラワーやハーバリウム、ソープフラワーなどを検討してみてはいかがでしょうか。

「お花が好きかどうかはわからないから贈りにくい…」という場合、お線香やフォトフレームなどがおすすめです。

また、どうしてもお悔やみの贈り物を決められない場合、直接相手に聞いてみるのも1つの手です。
せっかくなら、相手も、相手のペットも喜ぶものをあげたいですよね。

ここでご紹介したものも参考に、ぜひ色々検討してみましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
ここまでペット火葬の副葬品であるお花の選び方や、おすすめのお花についてお伝えしてきました。

この記事の内容をまとめると、次の3つになります。

  • お花を選ぶポイントは、色・サイズ・花言葉。
  • 濃い色のお花や、トゲや毒のあるお花は避ける。
  • ガーベラやスイートピーなど、かわいらしいカラフルなお花がおすすめ。

もし、お花はもちろん、他の副葬品、そもそものペット火葬について疑問がある場合、ぜひ私たちみんなのペット火葬屋さんにご相談ください。
飼い主さまの後悔なく、心からお見送りできるようお手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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この記事を読んで、大好きなペットをきれいなお花と一緒に、後悔なく見送れますように。